第４回トップ座談会～企業マネジメント経験者との意見交換会～を開催（2014/10/24）

平成26年10月24日（金）、本学事務局棟大会議室において、今年度第2回目（通算4回目）のトップ座談会～企業マネジメント経験者との意見交換会～を開催しました。

この座談会の趣旨は、企業の取締役などのトップマネジメント経験者を講師として招聘し、企業が求める人材像や企業におけるリーダーシップのあり方、研究開発の現状などについて、学生、教員が率直に意見交換や質疑応答を行い、企業における博士人材のキャリアパスについての認識を深めることにあります。

今回の意見交換会には、住友化学（株）情報電子化学品研究所長の蔵田信行氏を講師に迎え、博士後期課程学生を中心に9名が参加しました。はじめに、参加者が自己紹介を行い、続いて、蔵田氏から住友化学（株）の企業理念や事業部門構成などについて説明が行われました。その後、参加者から随時質問を受け付け、製造業の目的・存在意義や研究開発戦略の着眼点などに関して具体例を交えながら解説されました。参加者からは、「人材育成で大切にしている視点」、「海外に研究所を設けるリスク」、「大学と企業における研究者の裁量の相違」といった質問が投げかけられ、終始、和やかな雰囲気の中、意見交換は行われました。

終了後に行ったアンケートには、「就職活動を開始するに際して、不安に思っていたことをお伺いすることができたのでありがたかった」、「企業が求める人材とその理由、研究以外に必要な視点について伺うことができたので、将来、企業で仕事をはじめた時にどの様に行動すべきかを具体的にイメージすることができました」等の感想が寄せられ、これまでと同様、博士人材が自らのキャリアビジョンを再考する良い機会となりました。

• 　



•