奈良先端科学技術大学院大学

キャリア支援室

インフォメーション第10回トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催(2015/10/30)

平成27年10月30日(金)、本学事務局棟大会議室において、今年度第3回(通算10回目)となるトップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催しました。

この座談会は、本学にキャリア支援室が設置された平成25年度から継続的に実施しており、企業の取締役などのトップマネジメント経験者を講師に迎え、企業が博士人材に対して求める資質や企業におけるリーダーシップの在り方、研究開発の現状などについて、学生、ポストドクターをはじめとした参加者が講師と率直に意見交換や質疑応答を行い、企業における博士人材のキャリアパスについて理解を深めることを目的としています。

今回は住友電気工業(株)顧問の西村昭氏を講師に迎え、3名の学生が参加しました。始めに、西村氏から住友電工グループの事業構成、経営理念、研究開発体制、海外事業展開等について詳細な解説が行われました。その後、住友電気工業(株)への入社の動機や入社後のキャリア(転機となった経験等)について紹介がありました。

続いて、参加者との質疑応答が展開されました。「博士課程修了者の採用数」、「女性技術者の比率」から、「企業と大学における新規性の相違」、「融合研究の進捗状況」まで、多彩な質問が、参加者から矢継ぎ早に西村氏に対して投げかけられました。西村氏からは、それらの質問のひとつひとつに対して、自らの経験を踏まえた詳細な回答が提示されました。

参加した学生からは、「就職活動の企業説明会とは違い、生の話が聞けて貴重な体験でした」、「失敗する事を恐れずにチャレンジすることの重要性が知れて良かったです」、「企業のトップから見た視野の広い意見をフランクに聞くことができて非常に有意義でした」等の感想が寄せられ、今回の意見交換会が、参加学生にとって有意義な経験となったことが伺えます。

ページトップに戻る