奈良先端科学技術大学院大学

キャリア支援室

インフォメーション企業研究所訪問探求ツアー【第16回トップ座談会】を開催(2017/03/01)

奈良先端科学技術大学院大学キャリア支援室では、平成29年3月1日(水)、「企業研究所訪問探求ツアー」をトップ座談会の一環として開催しました。今回のイベントは、民間企業における研究開発体制を実感することを目的としたもので、今回の訪問先は、大阪府門真市にあるパナソニック株式会社先端研究本部です。当日は、本学博士後期課程学生を中心に、博士前期課程学生や教職員あわせて15名が参加しました。

はじめに、パナソニックグループの概要、先端研究本部での取り組み内容などの説明を受け、その後、本学修了生で先端研究本部に勤務する3名のOBとの交流会として、大学での研究と企業での研究との違いや、企業で研究する目的意識、企業における研究者の働きざまなどについて、活発な意見交換を行いました。

また、先端研究本部内に“新たな価値を創造するプレイフルな場”として併設されている『Panasonic Wonder LAB Osaka』を見学し、研究者同士の情報交流ハブ、テクノショーケースなど、これまでにない新たな価値を創造するための様々な工夫が施された共創空間を体感することができました。

その後、太田理事の司会のもと「トップ座談会」に移り、まず、パナソニックのフェローで先端研究担当の上野山雄氏より、ご自身の失敗事例を交えながら博士人材への期待として、高度な専門力はもちろんのこと、加えて、①高い付加価値を生み出すという志、②生涯がんばろうという気概、③いかなる状況でも働くこと、④自分で考え行動すること、が大切だと述べられました。

質疑応答では、「研究者が持つべき心構えは?」、「挑戦へのモチベーションは?」、「自分の能力をどうアピールしどう活かしていけばよいか」など、参加者全員から多岐に渡る質問が投げかけられ、上野山氏からは、それらの質問のひとつひとつに対して具体的かつ丁寧な回答が提示され、「技術進化の速度は速い。常に先をみること」、「自分の研究の結果、誰がどう嬉しいのかを意識すること」、「失敗を恐れるな、やり直しは利く」などの指導や激励をいただきました。

ツアー後、参加者からは「研究の目的の源泉が“人や社会のために”あることを改めて認識した」、「専門力だけでなく自分がこうしたいという志を持とうと思った」等の感想が寄せられ、今回のイベントも、参加した博士人材のキャリアビジョンの再考を促す有意義な体験となったことが伺えます。キャリア支援室では、次年度も博士人材のキャリア形成に資するイベントを継続的に実施していく予定です。

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