奈良先端科学技術大学院大学

キャリア支援室

インフォメーション「外資系企業協力『志』醸成セミナー グローバル規模でキャリアを考える」を開催(2017/10/12)

平成29年10月12日(木)、本学情報科学研究科L2において、キャリア支援室主催「外資系企業協力『志』醸成セミナー グローバル規模でキャリアを考える」を開催しました。

講演会の目的は、安定志向や内向き志向に陥ることなく、さらにもう一歩踏み込んでグローバル規模で活躍するために、準備すべき事、持つべき判断軸とは何かといった具体的なキャリア像を参加者個々人に描いてもらう事です。世界最大のCRM開発会社 Salesforce.com社 米国本社プロダクトマネジメント ワカマツディレクターを講師にお迎えし、シリコンバレーで時流をとらえプロフェッショナルとして転身を図ってきたワカマツさんご自身のご経験を語っていただき、当日は情報科学研究科のみならず、バイオサイエンス研究科、物質創成科学研究科の日本人学生、留学生ら14名の参加がありました。

本学キャリア支援室の大東特任講師による趣旨説明に続き、ワカマツディレクターがカリフォルニア大学バークレー校をご卒業後に、米国シリコンバレーで常に時代の一歩先を行くIT企業で経験してきた多様な技術の掛け合わせによるソリューション開発協業や、AI活用による最先端のITソリューションの開発現場のお話をしていただきました。いくつものIT関連ベンチャーが設立され、その多くは淘汰されていったドットコム・バブルの渦中で経験した組織の混乱や、そのような厳しい時代の中にあっても変化をとらえ常にスキルアップを続け、同時に心の持ちようを鍛え、逞しく変化に対応していった経験を学生に詳しく語ってくれました。その後、学生からは先を争うように活発な質問の手が挙がりました。

終了後には、「私も含め多くの日本人学生にはまだまだチャレンジ精神が足りない」「AIをはじめ今後のITビジネスの流れや考え方を知ることができた」「IT業界でのキャリアを切り開いていく過程が見えて新鮮だった」「自分は今後いったいどうすれば良いのか。どのように高みを目指していったらいいのだろうか」といった声が寄せられました。参加学生にとって、自分の未来を深く考える貴重な時間となったことが伺える会となりました。

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