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イベント報告
■「第2回スーパーグローバル大学創成支援事業シンポジウム」他を開催

3月14日(月)、「第2回スーパーグローバル大学創成支援事業シンポジウム グローバルな視点から理工系大学院教育の将来を考える —世界を牽引するグローバル人材育成を担う大学院教育に期待されるもの−」を開催しました。

本シンポジウムは、本学が採択されている文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」の一環として、理工系グローバルリーダー育成のための大学院教育のあり方について複眼的に検証し、将来への展望を切り開くことを目的に、アメリカ、ヨーロッパ、アジアより有識者を招き、それぞれの視点から講演が行われました。

当日は、小笠原直毅本学学長の開会挨拶に続き、文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長の松本英登氏による来賓挨拶に続いて、独立行政法人大学評価・学位授与機構長の野上智行氏による来賓挨拶及び講演が行われました。

その後、米国国立科学財団(NSF)から大学院教育担当ディレクターのDean M. Evasius(ディーン・M・エヴァシウス)氏、欧州委員会・研究イノベーション総局上級政策担当官で元駐日欧州委員会代表部・科学技術部長のPierrick Fillon-Ashida(ピエリック・フィヨン芦田)氏、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)大学院アカデミー(A*GA)執行ディレクターのAlfred Huan(アルフレッド・フアン)氏による講演が行われました。講演いただきました方々から、「急速な科学技術の進展によって加速する国際社会では、理工系教育研究における国際協調が必要である」との意見が述べられました。

最後に、片岡幹雄本学理事・副学長から、本学のこれまでの取り組みと、スーパーグローバル大学創成支援事業の今後の展開について説明があり、同理事・副学長の挨拶と共に閉幕しました。

今回のシンポジウムには、学内外より約140名の参加があり、皆一様に興味深い様子で講演に聴き入っていました。

また、翌3月15日(火)には、シンポジウム講演者と、本学の若手研究者・博士後期課程の学生7名による意見交換会を行い、大学院教育における国際化の必要性や、将来、研究者や高度専門人材としてグローバルに活躍するために必要とされる経験などについて、活発な議論が交わされました。


開会の挨拶をする小笠原学長
来賓挨拶をする松本国際企画室長
来賓挨拶及び講演を行う野上機構長
NSF Dean M. Evasius氏
欧州委員会 Pierrick Fillon-Ashida氏
A*STAR Alfred Huan氏
本学の取り組みを紹介する片岡理事・副学長
本学研究者・学生との意見交換会