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海外留学&グローバルキャリアセミナー ~NAISTから海外挑戦!~を開催(2020/12/22)

 12月22日、教育連携部門とキャリア支援部門の共同企画による「海外留学&グローバルキャリアセミナー」が開催されました。 教育連携部門が主催した第1部「NAISTから海外留学!」では、はじめに、同部門の嶋本雅子国際展開マネージャーが、本学のグローバル人材育成の方針や留学生数の推移、協定校留学、ダブルディグリー・プログラム、語学研修等、本学で参加可能な留学の形を紹介したうえで、新型コロナウィルス感染症を含む海外渡航についての注意事項を説明しました。 続いて、「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」の奨学生としてオーストラリア・クイーンズランド大学への留学を決めた大浦真歩さん(博士前期課程2年、 ナノ高分子材料研究室)から、留学のきっかけ、留学先の探し方や研究留学受け入れ機関/研究室確保の経緯、奨学金取得に向けた取組など、留学を検討している学生にとって貴重な体験談を話していただきました。 参加者からは、給付型奨学金に関する情報収集の方法や選考で重視される点、また留学後の将来の展望など、具体的な質問がありました。 次に登壇した安原主馬准教授(バイオミメティック分子科学研究室)は、学生時代及び教員になってからの3度の渡米経験に基づき、「少しでも興味があるなら海外に飛び出し、チャレンジしてみよう!」と呼びかけました。 また、本学のダブルディグリー・プログラムでフランス・ポールサバティエ大学に留学した朝戸良輔さん(博士後期課程3年、光情報分子科学研究室)には、同プログラムに関心を持つ学生から事前に寄せられた質問に答えていただきました。 朝戸さんは、フランスでの事務手続きが煩雑で大変だったものの、海外で異なる価値観に触れ、日本とは違った研究の仕方を学べたこと、就職活動においても海外経験が評価してもらえたことなど、海外に挑戦して良かった点を強調していました。
 オンラインと対面のハイブリッド形式で実施したセミナーには約20名の学生が参加し、コロナ禍で海外渡航の見通しが立たないなかでも留学へのニーズが高いことが伺えました。 教育連携部門では、学生の皆さんの海外挑戦を後押しすべく、今後も情報提供の機会を設けていきたいと考えています。


留学先の探索について体験談を語る大浦真歩さん