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田植え体験と抹茶体験に留学生が参加(2022/6/4)

 奈良先端科学技術大学院大学は6月4日(土)に生駒市との連携事業として、田植え体験と抹茶体験を通じて留学生と生駒市民が交流するイベントを開催しました。

 当日はまず高山地区在住の小北利裕さんの所有する水田で、同氏の指導のもと稲の植え方について指導を受け、26名の留学生と11名の一般市民が苗を植え始めました。泥の中でバランスを取るのに苦労しながら、参加者達はなんとか田んぼにはまることなく苗を植え終えました。田植え体験は50分ほどかかりましたが、終了後に隣の水田で田植え機が手作業とは比べ物にならない速さで作業する光景を留学生達は写真に収めていました。

 一行は次に高山竹林園に移動し、2グループに分かれて1班は点茶を体験し、もう1班は伝統的な茶室を見学しました。参加者達は高山地区名産の茶筅を使い、自らが点てたお茶を味わうとともに、田植えの話に花を咲かせました。体験の最中に生駒市の小紫雅史市長がサプライズで訪れ、奈良先端科学技術大学院大学留学生に対してこういった交流イベントを通じて日本そして生駒での留学生活を楽しんでほしいとのメッセージが述べられました。

 本学は2021年に生駒市と包括連携協定を締結しており、本体験事業が最初の留学生と市民の交流イベントでした。今後もこのような活動を通して留学生の日本での新たな文化体験と市民との交流を促進し、奈良先端科学技術大学院大学での学生生活を存分に楽しむ機会を作って行く予定です。

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バランスを取りながらの田植え作業
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高山地区の竹製品の歴史を学ぶ参加者たち
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生駒市の小紫市長と茶室を見学