ホーム > 奈良先端大の男女共同参画 > 学長からのメッセージ
学長からのメッセージ
「女性研究者支援モデル育成事業」について
このことについては、今年1月に開催された男女共同参画の講演会でもお話したことでありますが、ここに学長通信の形で、文書として、皆さんにお伝えしておきたいと思います。

男女共同参画の実現は、今後の日本の社会での重要課題であり、働く人すべての問題です。しかし、大学という立場で現状を見ると、今解決すべき課題は、女性研究者が少ないことであります。その原因の一つとして、女性研究者が育児などの生活と研究との両立が困難なことがあります。こうしたことから、本学では、前学長の時代に、全学の意志をとりまとめたものとして「女性研究者支援モデル育成事業」を計画・申請し、それが採択され、昨年度から、本事業が開始されています。本事業の推進を図るため、本学では、昨年度男女共同参画室を設置しました。


奈良先端科学技術大学院大学
学長 磯貝彰

この事業でのミッションとして、女性研究者の採用比率を20%高めること、また、女性研究者の研究成果を30%上昇させることを数値目標としてあげてあります。こうしたことの実現のためには、大学として、女性研究者の抱えている問題の解決を目指した支援システムを確立し運用するとともに、女性研究者自らが、今の時代の先駆者として頑張る、また、そのことを理解して男性研究者を含めみんなで応援するという、相互理解を基盤とした活動が重要であります。

今あらためて、大学執行部として、教育と研究の現場である研究科として、また、事務局として、さらには、女性研究者自らとして、それぞれの立場で、おたがいの立場を理解し、協力して、努力していくことが必要であると考えています。

本計画は、補助金の終了する3年後からは、大学独自の事業として継続していくことも約束しております。そのことも理解され、実効性のある計画を立て、実施していっていただきたい。それによって、本学における男女共同参画を一歩でも前進させたいと思います。本学教職員の皆さんの協力をお願いする次第です。