タイトル:ハッピーなアンバランス
著者:物質創成科学研究科 半導体光デバイス・半導体バイオチップ 徳田 崇 准教授
2人(7歳と5歳)の子育て中です。といっても家は京都市内。平日は、もっぱら妻が朝から晩まで子供たちの面倒をみてくれています。今は、二年任期で務めている文部科学省の学術調査官の仕事でも出張が増えているので、油断すると子供とのコミュニケーションがどんどん減ってしまいます。ですので、勤務時間を朝寄りにシフトして、夜だけでも子供たちの顔を見るようにしています。ただ、学校や幼稚園であった話をしっかり聞いて、子供の発達をフォローし、トラブルに対処するのは、やはり妻任せですね。
ありきたりですが、週末はできるだけ子供たちと一緒に過ごすようにしています。うまくはできませんが料理をすることもあります。妻抜きで子供たちとすごすと、ほんの数時間でヘトヘトですが、強制的に仕事への意識を中断することになりますので、きっと良いリフレッシュになっているのでしょう(?)。それから、「子供は、親がやっていることは、自分もできるようになると自然に思う」とか。子供たちの前で英語が特別でないという意識を見せたり、下手なピアノを"楽しそうに"練習したり、地区の運動会で必死に走って見せたり、子供たちの自己イメージ形成へよい刺激を与えられるように心がけています。
…ワーク・ライフ・バランスのお題をもらって書いたコラムが、ワーク・子育て・バランスになってしまいました。ワークとライフの間のバランスはとれても、ライフの中では子育てばかりがずっしり重いアンバランス。あわただしくも幸せな毎日に感謝です。