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| <バイオサイエンス研究科> |
バイオサイエンス研究科、修了生を代表して、ご挨拶させて頂きます。 本日をもちまして、私たちは奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士前期課程及び博士後期課程を修了します。今日の日を迎えるまでに、安田学長を始め、先生方、事務局の皆様方に多くのご支援を賜わりましたことを、修了生一同心からお礼申し上げます。同時に、日頃お世話になった研究室の皆様、暖かく支えて頂いた家族にも感謝の意を表したいと思います。 本学で過ごした5年間、常に最先端の研究に携わり、未知の答えを探求する喜びを享受することができましたのも、先生方の粘り強いご指導や、自ら考える力を養ってくれた奈良先端大の教育の賜物であると思っております。本学に入学した当初は、講義や演習の多さに驚きを感じておりましたが、科学的な議論の能力を身につけるための訓練など、大学の授業では得ることができない貴重な体験をさせていただきました。奈良先端大は、国際的水準で成果をあげている研究の場であると同時に、斬新な教育システムを備えた学習の場でもあったと思います。 近年、わが国では、大学院の重点化政策に伴い大学院生の数が急増する一方で、博士課程進学者の就職難が深刻な社会問題となっています。その背景としまして、大学院生が安価な労働力として使われているという指摘もあります。幸いなことに、奈良先端大はそのような短絡的な成果主義の構造に組み込まれることなく、あえて即戦力ではない他分野からの人材を積極的に受け入れ、長期的視点に立脚した研究者の養成を建学の理念として堅持してきました。単なる研究機関ではなく人を育むことに重きを置いた本学の理念の正しさは、将来、私たち修了生自身により証明されると確信しております。 今日、私たちは新しい一歩を踏み出しますが、その前途が決して容易なものでないことは承知しております。しかし、本学で学んだことを誇りに思い、常に自分の目指す道を探求する姿勢を忘れず、自らの意思で人生を力強く切り拓いていく覚悟であります。最後になりましたが、本日お集まりいただいた皆様方の今後のご健康とご活躍、並びに本学の益々の発展をお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。 |
平成18年3月24日
バイオサイエンス研究科 修了者代表
重岡 稔章 |
| <物質創成科学研究科> |
物質創成科学研究科修了生を代表して、ご挨拶させていただきます。 本日をもちまして、私たちは奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科博士前期課程および博士後期課程を修了します。今日の日を迎えるまでに、安田学長をはじめ、先生方、事務局の皆様方に多くのご支援を賜りましたこと、修了生一同心から御礼申し上げます。同時に、日頃お世話になった研究室の皆様、暖かく支えてくれた家族にも感謝の意を表したいと思います。 思い起こせば、私の大学院生活は人との出会いの場であったような気がします。4年前に博士後期課程に進学するためにマレーシアから来た当時は、研究に対する期待や不安より、まず「環境に馴染めるのだろうか?」という不安を感じていたことを覚えています。しかし、いざ本学に入学してみると、素晴らしい先生方や仲間たちに恵まれたお陰で、それらは杞憂に終わり、研究に打ち込むことが出来ました。本学は、留学生や異なるバックグラウンドの学生を積極的に受け入れるという、素晴らしい特色を持っています。このような環境の中で、私は多くの人々と知り合い、議論しながら研究を遂行してきました。私の母国語の諺に「Jauh perjalanan, luas pengalaman」というものがあります。これは「旅をすれば人生の糧となる」という意味です。私にとってこの経験は、何物にも代えられない貴重なものだと思います。 私たち修了生は、様々な思いを胸にそれぞれが選んだ道へと旅立ちます。その前途は決して容易なものではないでしょう。今、社会は国の垣根を越え、グローバル化が一層進んでいます。そのような中で私たちは単に国という枠にとらわれず、視野を世界全体へと拡げ、国際人としての資質を身に付け、各々の課題や責務に対して積極的に対処していかなければなりません。しかし、私たちは本学で学んだことに誇りをもち、広い視野と研究で得た知識と経験を発揮し、社会の発展に広く貢献して行きたいと思います。 最後になりましたが、本日お集まり頂いた皆様方の今後のご健康とご活躍、ならびに本学の益々のご発展をお祈り致しまして、修了生一同の感謝の言葉に代えさせて頂きます。 |
平成18年3月24日
物質創成科学研究科 修了者代表
DAVID NG CHEE KEONG |
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