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情報科学研究科では、3月2日(木)より2日間、大学3年生を対象とした「2006年スプリングセミナー」を開催しました。 このセミナーは、研究科の最新設備を使った実験や実習を行い、スタッフとの直接対話を通じ、大学院生活を擬似体験してもらおうと毎年開催しているもので、全国国公私立大学から50名の参加がありました。 |
| 参加者からは「大変良い経験になった」「受験への意欲がわいた」などの意見が寄せられ、今後の進路について考えていく上で、とても参考になったようでした。 |
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バイオサイエンス研究科、春の受験生向けオープンキャンパスを開催 |
バイオサイエンス研究科では、3月4日(土)、受験生を対象とした「春の受験生向けオープンキャンパス」を開催しました。
同研究科がこの時期に開催するオープンキャンパスは昨年度に続き2回目で、遠くは青森、秋田、鹿児島など総勢83名の参加がありました。 |
参加者らは、興味ある研究室を訪問したり、入試説明会で入試情報を得たり、学生寮見学で入学した場合の生活環境を確認したりと、熱心に同研究科の様子を知ろうと活動していました。
また、今回から進学相談会を実施し、教員が個別に進路相談に応じました。 |
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物質創成科学研究科、春の公開研究業績報告会&ミニ体験入学会を開催 |
物質創成科学研究科では、3月11日(土)、「平成17年度 光ナノサイエンス公開研究業績報告会&ミニ体験入学会」を開催しました。
公開研究業績報告会では、3名の最優秀学生賞受賞内定者(博士後期課程1名、博士前期課程2名)による口頭発表、及び平成17年度修了予定者の中で特に優れた成果をあげた約50件の研究のポスター発表を行いました。当日は、多数の参加者(70名)が訪れ、実際に研究に携わった学生自身による丁寧な説明に熱心に聞き入り、質問している光景が多く見られ、研究成果やその拡がりへの関心の高さがうかがえました。
ミニ体験入学会では、全国各地から32名の参加があり、各人希望講座に入り、世界最先端の研究現場で、最先端の研究設備に直接触れ、実際の研究生活を体験しました。
最後に、先端設備見学会を行い、夕方の時間帯にもかかわらず35名と多くの見学希望者がありました。3つのグループに分かれ、引率者に先導されて研究科が誇る先端設備を非常に興味深そうに見学しました。
参加者からのアンケート結果でも大いに好感を持ってもらえたことがうかがえ、意義のあるイベントでした。 |
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バイオサイエンス研究科、大学生インターンシップを開催 |
バイオサイエンス研究科では、3月13日(月)〜15日(水)の日程で、「2005年度大学生インターンシップ」を開催しました。これは、大学院を目指す学生の方々に、それぞれ興味のある研究室で体験実習を通じて、大学院に対する親しみを深めてもらおうと企画したもので、第7回目の今回は、全国の大学から45名の参加がありました。
参加者は、まず、バイオサイエンス研究科における教育システムならびに入試制度についての詳細な説明を受けたあと、温室、動物飼育舎、大型機器センターなどの学内共同研究施設を見学しました。2日間行われた4回のランチョンセミナーでは、バイオサイエンス研究科における研究の4本の柱である「タンパク質科学」、「ゲノム科学」、「植物科学」、「動物科学」について、それぞれの分野の先生から、最先端の研究についての平易なレクチャーを聴講しました。その後、それぞれ関心のある2つの研究室を訪れ、3日間の実験・実習を通して各研究室で進められている研究の一端を体験する機会を持ちました。 |
| 参加した学生からは「大学院進学を考える上で貴重な情報、経験を得ることが出来た」との感想も寄せられ、有意義な3日間を過ごせたようでした。 |
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3月24日(金)、ミレニアムホールにおいて学位記授与式を行い、先端科学技術の将来を担う329名の課程修了者を送り出しました。
授与式では、安田学長より学位記が手渡され、式辞が述べられた後、田代 和 本学支援財団理事長より祝辞が述べられました。
また、同支援財団が優秀な学生を表彰するNAIST最優秀学生賞の表彰を行い、受賞者には、同支援財団より賞状及び賞金が贈られました。 |
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【修了者数】()内は短期修了者数。
博士前期課程分 |
情報科学研究科 |
129(5)名 |
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バイオサイエンス研究科 |
113(0)名 |
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物質創成科学研究科 |
87(0)名 |
博士後期課程分 |
情報科学研究科 |
26(7)名 |
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バイオサイエンス研究科 |
11(0)名 |
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物質創成科学研究科 |
21(1)名 |
論文博士分 |
情報科学研究科 |
0名 |
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バイオサイエンス研究科 |
2名 |
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物質創成科学研究科 |
0名 |
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【安田学長式辞】 |
本日、奈良先端科学技術大学院大学の修士の学位を授与された329名、博士の学位を授与された60名の皆さん、おめでとうございます。本日の修了式にご参加いただいたご来賓の方々、また本学の教職員や学生諸君とともに、心よりお祝い申し上げます。皆さんが本日の学位を目標に、強い意志をもち日夜勉学と研究に励まれた努力に敬意を表します。特に、本日修了される博士前期課程4名と博士後期課程2名の留学生の皆様は、生活習慣や言葉の異なるこの地において日本人以上の努力を要したことと思います。よく勉学に励まれて今日を迎えられたことに対し敬服いたします。また、本日この場においでのご家族の皆様にも、今日までの精神的、財政的なご支援に対し感謝申し上げるとともに、心よりお祝い申し上げます。本日学位授与を授与された皆さんは、指導教員、教職員、先輩や後輩の学生諸君、またご家族の暖かいご支援への感謝の気持ちを今後も忘れずこれからの人生に生かしていただきたいと思います。
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大学には、知の伝承としての教育、知の創造としての研究、知の活用としての社会貢献という3つの大きな目的があります。最近、国立大学の法人化を契機に、本学の教育研究の成果が様々の視点から評価され、本学が日本の中でトップクラスであることが、政府機関の報告や新聞、雑誌に公表されています。
本学の教育成果は文部科学省の「魅力ある大学院教育」イニシアティブに2件の採択、また、経済産業省の大学院のIT技術者教育格付でトップの評価を得ています。研究成果は、文部科学省の「21世紀COEプログラム」に2件の採択、外部資金獲得額では第1位、論文引用度指数の上位1パーセントに入る論文指数で第9位、分子生物学分野では第4位です。社会貢献では「大学知的財産本部整備事業」に採択されています。また産学連携事業の中では、全国トップの6件の「スーパー産学官連携本部」モデル事業にも採択されています。さらに地域貢献では、「けいはんな」を中核として3府県の「知的クラスター創成事業」にも採択され、これらの中間評価においても全国トップ3に入る評価を得ています。これらの結果は、朝日新聞社の「大学ランキング2005」、社団法人国立大学法人協会の「21世紀日本と国立大学の役割」、週刊東洋経済の「本当に強い大学」などに公表され、高い評価を得ています。これら全ての評価は、事業に参画している教員、研究者、学生諸君、また事業運営の支援に携わる職員の方々の協力の賜物であります。この場をお借りして、皆様に改めて感謝を表します。
本学は今年10月に創立15周年を迎えます。その設立の理念に基づき、法人化に際し、本学で取り組み推進する目標として、持続可能な地球社会と人類の幸福の実現を目標に掲げています。20世紀は科学技術が高度に進歩し、社会に大きな変化をもたらしました。私達は、先端科学技術の進歩による恩恵をこうむる一方、人間のさまざまな活動に起因する物心両面における環境悪化によって、人類の存続さえ危ぶまれる状況をも作り出してきました。世界各地における宗教や民族対立による戦争は後を立たず、各国の都市における凶悪な犯罪は増加の一途をたどり、人々相互の信頼関係も希薄になり、安全で安心な世界でなくなる傾向にあります。また、昨年のアメリカ南部に未曾有の被害をもたらしたハリケーン「カテリーナ」、今冬の北陸一帯を襲った豪雪、世界各地を襲う豪雨や旱魃などの地球全体にわたる地球温暖化による異常気象の発生による被害の新聞やテレビ報道のない日はありません。
21世紀には、このような人類が抱えている諸問題を解決していかなければ、人類の持続的な発展は期待できません。そのためには、これらの諸問題に取り組む様々な研究を推進し、また次代を担う人々の教育研究の推進が不可欠です。大学は、知の創造を通して社会に貢献する場です。本学はこのような問題に取り組み、本日学位を授与された皆様の独創的・先端的な研究成果が、これらの目的の達成に役立ち、社会の発展や文化の創造に貢献することを確信しています。
今日この開場においでの皆さんは、これまでの人生の中でダーウィン、あるいは「種の起源」という名前を一度は聞いたり見たりした経験があると思います。チャールズ・ダーウィンは、1831年から1836年まで、長さわずか27メートル、幅7メートルのイギリス海軍の測量船ビーグル号に、地質学者、博物学者として乗船し、南アメリカ一周の航海に旅立ちました。大部分は海上で過ごしましたが、数ヶ月間は陸上で鉱物、昆虫、動植物の採集や観察に過ごす時間がありました。この航海中の1835年の9月15日から2週間、後に有名になるガラパゴス諸島に、次の航海に必要な食料として、この地に特有の陸亀を捕獲するために立ち寄りました。帰国後、この航海の日記記録を「ビーグル号航海記」という本として発行しました。ダーウィンは、この諸島の別の島々を訪れて、これらの島々に固有の陸亀、ツグミやフィンチなどが生存していることの重要性に気づいたのです。そして、「化石研究やこれら動植物の長期的な観察をもとに、地球上のあらゆる所で起きている生存競争を説明するために、生存競争下では、生存に有利な動植物の変異は保存されやすく、不利な変異は喪失しやすい」という考えに到達したのです。そして1859年、ダーウィンは、当時のキリスト教全盛時代の「すべての生物は神が個々に創造されたもの」という思想に全く反する考えを、「自然淘汰による種の起源について」という著書に発表しました。日本では「種の起源」で有名ですが、その中で「種はおのおの別個に作られたわけではなく、自然淘汰(選択)が変化の主因である。」という、自然淘汰に基づく種の起源という「進化論」を発表したのです。
このダーウィンの「種の起源」の中に、次のような言葉があります。「強いものが勝つわけでない。賢いものが勝つわけでもない。変化するものだけが勝つのである」この「勝つ」という言葉は、現在の文字通りの勝負に「勝つ負け」の「勝つ」ではありません。地球の長い変化する歴史の中で生き残るという意味です。地球上の生物が長期に生き残れる社会の実現、すなわち地球の持続可能な社会の実現を達成するためには、「変化する」ことが大切であることを意味しています。現在の日本はあらゆる面において戦後はじめての大きな変革の時代を迎えようとしています。では、現代社会において「変化する」とはどういうことでしょうか。それは、この変化する時代において、その場の状況を正確に判断し、その状況を切り抜けるために、失敗を恐れず、新しいことに立ち向かって、自らの信念に基づいて正しい行動をすることです。幸福な状態、何の心配も無い状態ですと、今のこの幸福な状態が変わることに不安を感じます。しかし、先行き予測不能な現代においてこそ、失敗や変化することを恐れず、チャレンジ精神をもって人生に立ち向かってください。成功をまねることはできますが、学ぶことは極めてまれです。失敗から学ぶことは多々あります。過ちがあっても、強い意志を持って、目標に向かう強い意志を益々育んでください。皆さんは、本学で学んだことに誇りを持って、各自の新しい職場で、皆さんが本学で修得した倫理観、知識や知恵を総動員して、与えられた職務を果たし成果を挙げていただきたいと思います。
皆さんがグローバル化しつつある世界の舞台で大いに活躍をされることを期待して、私のお祝いの言葉といたします。本日は修士、博士の学位おめでとうございます。
平成18年3月24日
奈良先端科学技術大学院大学
学長 安田 國雄
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最寄り駅「学研北生駒駅(奈良先端大学前)」が誕生〜待望の「けいはんな線」が開通〜 |
| 学研都市と大阪ベイエリアを直結する待望の近鉄「けいはんな線」が開通し、奈良先端大に最寄り駅が誕生しました。駅名は「学研北生駒駅(奈良先端大学前)」で、駅舎表示板には括弧書きで大学名が付けられています。 |
 学研北生駒駅(奈良先端大学前) |
 駅名に「奈良先端大学前」と付けられた「学研北生駒駅」の駅舎表示板
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開業日の3月27日(月)には、近畿日本鉄道(株)の協力により、駅舎での開業式典と「ゆめかがく IN KITAIKOMA」を開催しました。
このイベントは、本学の最寄り駅である同駅を、一般市民等に対して先端的なイメージの駅舎とすることを目的に開催されたもので、学内で公募した駅舎設置のシート絵画、陶板画作者等への感謝状贈呈式及び陶板画除幕式から始まり、学生が中心に製作した自動音声で駅周辺などの情報を案内するロボット「キタちゃん」や、自分で動いて駅舎及び駅前広場を案内をするロボット「イコちゃん」を披露しました。他に、カメラの前に立つと自分が壁画の中に登場できる「インタラクティブウォール」や紫色LEDを当てると色鮮やかに発光する「希土類発光体オブジェ」を設置するなど大学の最先端科学技術を紹介しました。
当日は、一般市民や関係者を含め約150人の来場があり、子供たちはかわいいデザインのロボットを取り囲んで話しかけたり、先端的なイメージの展示に驚くなど人気も上々でした。
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NAIST-IS COE フェスティバル2006、産官学連携フォーラムを開催 |
情報科学研究科では、3月27日(月)に「NAIST-IS COE フェスティバル2006」を開催しました。
このフェスティバルは、文部科学省21世紀COEプログラムの「ユビキタス統合メディアコンピューティング」の研究教育拠点形成の一環として、研究者と技術者が集結する学術創生の祭典にふさわしい情報環境を準備し、「いつでも、どこでも、どこへでも」と「インテリジェント」をキーワードに、「ユビキタス統合メディアコンピューティング」に関わる招待講演、デモ、アプリケーションコンテストなどで構成されるもので、2004年より開催しています。
3回目となる今回は、本学キャンパス全域だけでなく、当日開業の近鉄けいはんな線「学研北生駒駅(奈良先端大学前)」構内及びその周辺で、デモやコンテストを展開しました。また、本年度から情報科学研究科で実施しております「文部科学省・魅力ある大学院教育イニシアティブ・未来を切り拓く情報科学人材育成コア」(大学院GP)主催の講演会や文部科学省本学スーパー産学官連携本部採択記念フォーラムを同時開催し、多数の来場者が訪れました。
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本年3月31日付けで退職される情報科学研究科言語設計学講座の渡邉勝正教授の最終講義を、2月23日(木)、情報科学研究科大講義室において開催しました。
渡邉教授は平成4年に就任され、開設当初で具体的に定められていなかった入試方法の根幹策定に中心となって取り組むなど、本学の教育研究の発展に多大なるご尽力をいただきました。
同研究科では初めての最終講義でしたが、「まだ終わりにしたくないから」と渡邉先生自ら『最秀講義』と名付け、「論理の枠を超えると何が得られるか」をテーマとした講話を行いました。会場にかけつけた千原國宏研究科長をはじめ渡邉教授の退職を惜しむ教員・学生らは、時には笑いの起こる和やかなムードで最後の講義に聴き入っていました。
講義の最後には、ことばの垣根をはずし誰とでも話せるユニバーサル通訳システム開発という自身の夢を語るとともに、「若い力が未来を開く。みなさんの新しい試みと飛躍を願っています」と講義出席者にメッセージを送りました。
講義終了後には、同講座の山下茂助教授および小林大善さん(博士前期課程1年)から花束が贈呈され、千原研究科長からは「講義というのはこうあるべきだという講義をみせていただいた。こんな講義なら私も受けたかった」と大絶賛の感想が述べられるなど、会場全体が盛大な拍手で渡邉教授に感謝の意を表していた。
<渡邉教授のコメント>
退職にあたって
「本学の創設以来、永い期間にわたってお世話になりまして、有り難うございました。学部が無い、新しい構想の大学院大学で、多くの方々のお陰で、貴重な体験をいたしました。とくに、様々な経歴の先生方とのチームワークや、いろいろな分野から入学された院生の新規な発想から、教えて戴くことが多々ありました。これは、本学にとって大きな特徴であり、利点であると思います。多様な意見や考えを基にして、本学が、科学と技術の面でリードしていかれることと、優れた大学院の未来像を示していかれることを願っています。」
院生の皆さんへ
「世の中は常に変化しています。でも、その変化を創り出すのは、皆さんの新しい発想と、若い力です。抱いておられる目標や意欲を大切にして、物事の本質を究明し、本物を見分けることができる力を養ってください。健康に留意されて、できるだけ太陽が当たっている時間帯に活動されることをお勧めします。朝の陽光は、貴重な英気を与えてくれます。溌剌たるご活躍を願っています。」
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 最終講義で熱弁をふるう
渡邉教授 |
 花束贈呈されお礼の言葉を述べる
渡邉教授(左) |
 渡邉教授の退職を惜しみ、
たくさんの教員・学生らがかけつけた |
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本年3月31日付けで退職されるバイオサイエンス研究科細胞機能学講座の谷吉樹教授の最終講義を、3月22日(水)、バイオサイエンス研究科大講義室において開催しました。
谷教授はバイオサイエンス研究科が組織として設置した平成4年に同研究科初の教員として就任され、初代研究科長を務めたのち、平成5年から4年間に渡っては副学長も歴任されるなど、バイオサイエンス研究科はもちろん、本学の教育研究の発展に多大なるご尽力をいただきました。
当日は、「バイオインダストリーの歩みと展望」をテーマとした講話を行い、会場にかけつけた小笠原直毅研究科長をはじめ谷教授の退職を惜しむ教員・学生らは、時には笑いの起こる和やかなムードのなか、最後の講義に聴き入っていました。
講義の最後には、「出る時は人に委せ、退く時は自ら決せよ(河井継之助)」、「高等遊民(夏目漱石)」といった自ら心に言い聞かせ鼓舞していた名言を贈るとともに、「クリアしないといけない課題はあるが、バイオには大きな未来がある」と講義出席者にメッセージを送りました。
講義終了後には、同講座の大畑奈緒子さん(博士後期課程3年)と、最終講義のためにかけつけた卒業生たちを代表して中澤裕子さん(2004年度博士前期課程修了)から花束が贈呈され、会場全体が盛大な拍手で谷教授に感謝の意を表していました。
<谷教授のコメント>
退職にあたって-アカウンタビリティ
「15年前に科学技術大学院大学として発足以来、当初の建学に際しての目標が予想以上に達成された部分あるいは目論見とずれた部分もある中で、本学が新構想大学としての特色を発揮しますます発展することを祈念いたします。近年わが国では科学技術基本法に基づく基本計画に沿って、さまざまな大型プロジェクトが進行しておりますが、その成果-アカウンタビリティに対する要求が厳しくなっております。それはさておき、科学の成果の社会への還元は、基礎科学、応用科学を問わず研究者、教育者としてたえず考えていなければならないことは言うまでもありません。ともすれば自己満足に陥りやすい大学社会で絶えず自問自答しながら研究、教育を遂行することが必要であると考えます。」
メッセージ
「これからの科学と技術の担い手である若い人達に、松尾芭蕉の有名な言葉を送ります。
-古人の跡を求めず、古人の求めるところを求めよ-」
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 最終講義で熱弁をふるう
谷教授 |
 学生から谷教授への
花束贈呈 |
 谷教授の退職を惜しみ、たくさんの教員・学生らがかけつけた |
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