京都大学再生医科学研究所山中伸弥教授による公開セミナー「人工多能性幹(iPS)細胞の可能性と課題」を開催

イベント報告 2007/12/18

バイオサイエンス研究科は、12月6日(木)、京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授による公開セミナーを開催しました。
同研究科では、国内外より著名な研究者を招き一般の方にも公聴していただける公開セミナーを随時開催しており、山中教授は「人工多能性幹(iPS)細胞の可能性と課題」と題し、胚性幹細胞(ES細胞)のように分化多能性を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)の可能性と課題について講演を行いました。
山中教授は平成15年度まで本学遺伝子教育研究センターに所属しており、本学に赴任以来、ES細胞の多能性、増殖性を維持するために必要な遺伝子の研究を進め、Nanog, Erasと名付けた重要な遺伝子を見出し世界の注目を集めました。その研究がさらに発展し今回のヒトiPS細胞の創出という、世界の誰もがなしえなかった大きな研究成果につながったことは本当に喜ばしいことです。現在のiPS細胞の研究も奈良先端大時代の学生が進めていることもあり、当日は安田学長をはじめ多数の聴衆が訪れ、大講義室は立ち見をしても入り切れないほどの盛況ぶりとなりました。実は山中教授は、「幹細胞の生物学特論」という大学院授業の講師として招聘していたので、奈良先端大の学生はこのようなリアルタイムで進んでいる素晴らしい研究を、授業・セミナーの両方で聴くことができたわけで、本当にラッキーであったといえます。講演終了後には活発な質疑応答が交わされ、大変有意義な講演でした。

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