科学体験講座「大学院教員による中学生への出前授業」を実施

イベント報告 2007/12/18

10月27日、11月10日、11月17日の3回にわたり、東大寺学園において、中学3年生を対象に科学体験講座「大学院教員による中学生への出前授業」を実施しました。
この講座は、科学技術振興機構による「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト:講座型学習活動」の事業であり、青少年に体験型学習の機会を提供し、科学技術への関心を高めてもらうため、東大寺学園中学校と本学の3つの研究科が協力して実施したものです。

初回は、物質創成科学研究科・浦岡准教授が「光半導体を使ったセンサーロボット実験」と題し、ロボット工作を通じて半導体デバイスの原理を説明しました。2回目は情報科学研究科・眞鍋准教授と井村助教が「デジタルカメラの仕組みを知ろう」と題して、ピンホールカメラの作成を通じて、デジタル画像の仕組を説明しました。また、最終回はバイオサイエンス研究科・宍戸准教授と小川助教が担当し、「ELISA法を使ったマウス抗体(IgG)の濃度測定」と題して、抗体や触媒の解説やELISA法の実習を行いました。

受講者は延べ99名、実施したアンケートでは、ほぼ全員が、"面白かった"、"次回も参加したい"と大好評でした。また、TAとして参加した本学学生にとっても、青少年の理化学教育に直接触れ合うことができ,大変良い経験となりました。

なお出前授業終了後も、本学のバーチャル博物館「NAIST先端科学館」(http://museum.naist.jp/)を通じて、メールによる質問と対話によって継続的に生徒たちの科学への関心を維持する計画です。

11月17日の最終回には、本学安田國雄学長も参加し、我が国の科学技術の未来を担う中学生たちにメッセージを送りました。


「皆さんは、今日の出前授業に興味を持ち、何か新しいことを知りたいと思って参加されていると思います。この興味を持ち、疑問を持つことを、もち続けて欲しいと思います。次に、その疑問を明らかにする努力が大切です。そのためには、まず学校の図書館やネットで調べて下さい。次に、先生に質問しましょう。先生にも分からないことはありますが、何を調べたらよいか、誰に聞いたらよいかという助言をもらえると思います。また、本日出前授業に来ている本学の先生と学生さんに、聞いて下さい。本学のバーチャル博物館「NAIST先端科学館」も利用して下さい。本学の先生方が皆さんの疑問に答えてくれます。皆さんが、地球が抱えている様々な問題を解決してくれる科学者や技術者を目指してくれることを期待しています。」

(問い合わせ先:情報科学研究科・湊小太郎 0743-72-5320)

NEWS & TOPICS一覧に戻る