「第11回 関西科学技術セミナー」を開催

イベント報告 2007/12/10

奈良先端科学技術大学院大学は、11月27日(火)と28日(水)、「第11回関西科学技術セミナー」を奈良県新公会堂他で開催しました。本セミナーは、関西科学技術セミナー企画会議、関西サイエンス・フォーラムが関西一円の自治体、大学と協力し、産学官連携による科学技術の振興、産業創成を目指して開催しているもので、今回は奈良県、本学、本学支援財団との共催により、「科学の発展と絶えざるイノベーションの創出」をテーマに講演・パネルディスカッション・テクニカルビジットが行われ、産業界、研究者、行政関係者及び奈良県民等、約200人が参加しました。
1日目午前の基調講演では、「イノベーションで拓く日本の未来」と題し、高市早苗前内閣府特命大臣(イノベーション・科学技術政策担当)が、平成19年6月に策定した、2025年までを視野に入れた成長に貢献するイノベーションの創造のための長期的戦略指針「イノベーション25」について講演されました。
また、「医療技術のイノベーションと関西の戦略」と題し、井村裕夫(財)先端医療振興財団理事長が、先端医療研究の現状や制度の問題点、関西における医療に関する連携構想について講演されました。
午後の前半は本学バイオサイエンス研究科の新名惇彦教授、奈良県立医科大学の平尾佳彦教授、株式会社PHP総合研究所の江口克彦社長によるテーマ別講演が行われました。
後半は「関西のポテンシャルを活用したイノベーション創出」をテーマにパネルディスカッションが行われ、本学知的財産本部の久保浩三本部長のコーディネートにより白熱した議論が繰り広げられました。
最後に本セミナーの提言として、(1)産学官連携、(2)人材の確保、育成、活躍の促進、(3)関西のポテンシャルを活かす、の3点からイノベーションの創出を目指していくという内容が採択されました。
2日目はテクニカルビジットとして、本学、大和ハウス工業株式会社総合技術研究所、奈良文化財研究所の施設見学が行われました。

= プログラム =
平成19年11月27日(火) セミナー
10:00~10:30 主催者挨拶
10:30~12:00 基調講演
「イノベーションで拓く日本の未来」
高市早苗氏(前内閣府特命大臣(イノベーション・科学技術政策担当))
「医療技術のイノベーションと関西の戦略」
井村裕夫氏((財)先端医療振興財団理事長)
13:00~15:00 テーマ別講演
「バイオエネルギー生産の上流から下流まで」
新名惇彦氏(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授)
「ユビキタス社会における健康管理情報システムの夢」
平尾佳彦氏(奈良県立医科大学教授)
「地域経済と企業の役割~経営者の社会的貢献~」
江口克彦氏(株式会社PHP総合研究所社長)
15:10~16:40
パネルディスカッション
「関西のポテンシャルを活用したイノベーション創出」
<コーディネーター>
久保浩三氏(奈良先端科学技術大学院大学知的財産本部長)
<パネリスト>
新名惇彦氏(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授)
平尾佳彦氏(奈良県立医科大学教授)
江口克彦氏(株式会社PHP総合研究所社長)
吉澤雅隆氏(経済産業省産業技術環境局大学連携推進課長)
太田賢司氏(シャープ株式会社専務取締役)
16:40~16:50 提言採択

平成19年11月28日(水) テクニカルビジット
訪問先
 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
 大和ハウス工業株式会社総合技術研究所
 奈良文化財研究所

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