情報科学研究科音情報処理学講座修了生の高橋 祐さんが、第6回日本音響学会独創研究奨励賞板倉記念を受賞(2011/03/11)

受賞 2011/03/28

情報科学研究科 音情報処理学講座の高橋 祐さん(2010年度博士後期課程修了)が、第6回日本音響学会独創研究奨励賞板倉記念を受賞しました。独創研究奨励賞板倉記念は、板倉文忠博士からの寄 付を基に平成18年に創設された賞で、音声処理に関する独創的な研究を行った若手の正会員又は学生会員に贈呈されるものです。

受賞研究テーマ
「アレー信号処理と非線形雑音抑圧処理を組み合わせたブラインド音声抽出技術およびその品質定量化理論に関する研究」

受賞についてのコメント
こ の賞は若手研究者の独創的な研究に与えられるもので、自分の研究が独創的であると認められたことを大変嬉しく思います。賞の対象となった研究は、まだまだ 基礎研究の域を脱しない段階ではありますが、新しい音声強調処理/解析手法を確立する可能性を秘めていると考えています。幸いにも現在は企業の研究開発部 門に所属していますので、この成果をうまく活かして、製品、あるいは製品の品質向上のために利用し、社会に貢献出来ればと思っています。最後に大学院在籍 中にご指導を頂いた、鹿野清宏教授、猿渡洋准教授、川波弘道助教、戸田智基助教、並びにサポートしていただいた登淑恵研究室秘書に深く感謝申し上げます。

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