第5回NAIST発 新産業創出支援研究成果報告会を開催(2012/03/02)

イベント報告 2012/03/15

平成24年3月2日(金)、本学は、(公財)奈良先端科学技術大学院大学支援財団との共催により「第5回NAIST発 新産業創出支援研究成果報告会」を、高山サイエンスプラザ大研修室にて開催しました。

「NAIST 発 新産業創出支援事業」は、本学(NAIST)で生まれた研究成果や技術シーズを産業界で積極的に活用していただくために、関西地域の中小企業・ベンチャー 企業等が本学と連携して実用化に向けた研究開発に取り組む場合に、研究開発費用の一部を支援する事業です。本報告会はこの支援を受けた研究成果を報告する ためのもので、今回で5回目になります。

当日は、産業界等から36名の参加があり、支援財団の小山博之専務理事による挨拶の後、次の3件の研究課題についての講演(報告)が行われました。

●からだのネジレ計測装置の実用化
 情報科学研究科 教授 松本健一
 合同会社 EASE創研 代表社員 鳥居宏次

●有用アミノ酸を高生産する酵母の開発とバイオエタノール・泡盛製造への応用
 バイオサイエンス研究科 教授 髙木博史

●フレキシブルデバイスの実現に向けた半導体薄膜の低温形成技術
 物質創成科学研究科 教授 浦岡行治(代理発表:石河泰明准教授)
 ㈱イー・スクエア 代表取締役 高島賢二

各 講演の後には質疑応答も行われ、講演者と参加者との活発な意見交換が行われました。また、講演終了後には、松本教授による「からだのネジレ計測装置」と題 した実演が行われました。その後、髙木教授、石河准教授の解説による本学研究施設の見学会が実施され、参加者から好評を得ました。

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