塩﨑学長が「奈良カレッジズ学問祭」で講義(2022/8/29)

イベント報告 2022/09/13

 8月29日月曜日に塩﨑学長が「奈良カレッジズ学問祭」に招かれ、講義を行いました。この催しは、奈良教育大学と奈良女子大学が、新たな国立大学法人として奈良国立大学機構のもと、一法人二大学となったことを契機に企画されたものです。

 この「学問祭」は、両大学の学生に教養科目「諸学への誘い」として開講され、奈良にある大学や研究・教育機関から、さまざまな分野の専門家14名が講師として登壇しました。一週間にわたって対面・オンラインで提供された「学問の面白さや奥深さを感じる」ための講義は、両大学の教職員・附属学校の学生にも公開され、多くの聴講者を集めました。

 塩﨑学長の講義の演題は、「『スーパーモデル』としての酵母」。自身が長年取り組んできた酵母研究にちなんだもので、カビの一種である酵母は、成長が早く培養費用が安価で、さらに遺伝学的な解析もしやすいという長所があり、モデル生物が数多ある中で、まさに「スーパーモデル」的な存在とのこと。この酵母の特性に着目した研究成果や、今後の研究の可能性などが披露されました。

 加えて、塩﨑学長の研究者としてのキャリアやカリフォルニア大学における教授としての経験も紹介され、さらに本学の運営のキーコンセプトである「共創」と、それに基づく奈良先端大の教育研究の魅力なども、広く知っていただく機会となりました

演壇の塩﨑学長
演壇の塩﨑学長
会場風景
会場風景
左から奈良教育大学・宮下学長、奈良国立大学機構・榊理事長、塩﨑学長、奈良女子大学・今岡学長
左から奈良教育大学・宮下学長、奈良国立大学機構・榊理事長、塩﨑学長、奈良女子大学・今岡学長

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