せんたん Jan.2014 Vol.22

せんたん Jan.2014 Vol.22 page 23/24

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概要:
留学生見学旅行を実施10月27日(日)、兵庫県淡路・明石方面への留学生見学旅行を実施しました。参加した留学生35名は、まず阪神・淡路大震災の発生要因となった活断層を保存する野島断層保存館を訪れ、当時のままに....

留学生見学旅行を実施10月27日(日)、兵庫県淡路・明石方面への留学生見学旅行を実施しました。参加した留学生35名は、まず阪神・淡路大震災の発生要因となった活断層を保存する野島断層保存館を訪れ、当時のままに保存されている断層や家屋、また、震度7の揺れを再現した体験コーナーで震災の怖さを実地で体験し、一人ひとりが防災の大切さを実感しました。その後、橋の科学館を訪れ、大地震にも耐えうる最先端の土木技術や設計手法の説明に熱心に聞き入り、舞子海上プロムナードでは、真上を走る明石海峡大橋を間近に感じながら、その迫力と繊細な技術に驚くとともに、海上から望む美しい眺めに感嘆していました。留学生達は日本の震災体験だけでなく、最先端の架橋技術や美しい景色に触れる中で留学生同士の交流を深め、大変有意義な旅行となりました。第2回グローバルキャンパスイベント“NAIST Tea Time”を開催11月5日(火)、研修ホールにおいて第2回グローバルキャンパスイベント“NAISTTea Time”を開催しました。“NAIST Tea Time”は、2003年に東京で始まった新しいプレゼンテーションイベント「ペチャクチャナイト」をもとに本学国際連携推進本部が企画したイベントで、出身地の異なる複数のプレゼンターによる発表を、来場者が飲み物を片手におしゃべりしながら楽しみ、異文化理解・相互理解を深めることを目的としています。まず初めに、タイ出身の留学生が、タイアイスティの作り方を実演し、来場者全員に振る舞って独特の色と香りを楽しみながら歓談しました。その後、ベトナム、ニュージーランド、日本出身の研究者等3名が新しいスタイルのプレゼンテーションにチャレンジし、50名近い来場者から惜しみない拍手が送られました。来場者は国籍や所属の垣根を越えて和やかに歓談し、互いの交流を深めました。最先端の科学ってこんなに楽しい!-オープンキャンパス2013を開催-11月10日(日)、「オープンキャンパス2013」を開催しました。このオープンキャンパスは、大学の施設や研究室を開放し、本学の研究成果を子どもから大人まで広く市民に分かりやすく紹介するとともに、本学の魅力をアピールすることを目的に、けいはんな学研都市高山地区における高山サイエンスタウン・フェスティバルの一環として開催している恒例の行事です。19回目の開催となる今回はのべ約8,000名が大学を訪れ、最先端の科学技術に触れ親しみました。パネル展示やデモ、実験の実演など、学生たちが行っている研究について分かりやすく紹介したり、体験プログラムを実施しました。来場者に、本学で行われている研究を通じて科学の魅力を身近に感じてもらうとともに、未来の科学者達に夢を持ってもらえるよう親子で楽しむプログラムやデモを実施した本イベントは、今回も大盛況のうちに幕を閉じました。学生の文化活動行事を実施~薬師寺での法話、香道体験等への参加~11月9日(土)、留学生5名を含む本学学生14名と教職員等8名の計22名が文化活動行事の一環として世界遺産に登録されている薬師寺を訪問し、日本古来の芸道の一つである香道体験を行い、その後、安田奘基録事の法話「明るい心」(留学生は、西岡慶子氏から「The Traditional Values of Japanese Culture」と題した日本文化に関する講演)を傾聴しました。引き続き、安田録事からから国宝の薬師三尊像や東塔の水煙降臨に伴う特別展についての説明を受けながら白鳳伽藍を見学し、思い出に残る文化的な一日を過ごしました。学位記授与式を挙行第15回奈良先端大電子図書館学講座を開催10月31日(木)~11月1日(金)の2日間にわたり、マルチメディアホールにおいて、「奈良先端大電子図書館学講座」を開催しました。本講座は、全国の図書館職員を対象とし、本館がこれまで電子図書館システムを構築・運用してきた過程で蓄積したノウハウ及び基礎知識の普及を目的に、平成11年度から毎年実施し、既に350余名が受講しています。15回目となる今回は、大学附属図書館など全国11機関から11名が受講しました。津田京セラコミュニケーションシステム株式会社ICT事業統括本部インターネットメディア事業本部電子書籍事業部長による講演「大学における電子学術書配信の現状について(大学図書館での実証実験から教科書配信まで)」や安達国立情報学研究所副所長による講演「電子ジャーナルとオープンアクセスの動向」のほか、本学の講義のデジタル化や資料の電子化作業の体験実習が行われました。奈良先端科学技術大学院大学基金寄附者ご芳名ご寄附いただきました皆様に深く感謝申し上げ、ご本人(又は法人)のご了解をいただいた範囲内で、ご芳名(又は法人名)、寄附金額を掲載させていただきます。ご芳名2013年10月大熊勇様岡田忠廣様岡田実様河合壯様小西純代様小西壽様杉本謙二様古川浩様安田幸志様その他公開を望まれない方17名2013年11月生嶋治様その他公開を望まれない方6名寄附金額14,000円10,000円10,000円10,000円12,000円12,000円2,000円5,000円2,000円ーーー(ご芳名は五十音順)12月20日(金)、学位記授与式を挙行しました。小笠原直毅学長から、出席した7名の修了生一人ひとりに学位記を手渡し、門出を祝して、式辞を述べました。式終了後には記念撮影も行われ、修了生たちは和やかな雰囲気のもと、学長、理事をはじめ指導教員等を交えて歓談し、喜びを分ち合っていました。「せんたん」は本学の研究活動及び成果を情報発信することを目的とした広報誌です。〈筆者紹介〉坂口至徳(さかぐちよしのり)1949年生まれ。産経新聞大阪本社特別記者、本学客員教授。京都大学農学部卒業、大阪府立大学大学院農学研究科修士課程修了、75年産経新聞社入社。社会部記者、文化部次長、編集委員、論説委員などを経て、2005年2月から現職。2004年10月から本学客員教授として大学広報のアドバイザーを務める。SENTAN22