奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 グローバルCOE活動の一環として国際学生ワークショップを開催- 日米中の学生が英語で研究文化の共通理解を深める -

2007/10/12

【概要】
 10月15日から6日間にわたり、奈良先端大バイオサイエンス研究科主催の日中米国際学生ワーク ショップが、ウエルサンピア京都(京都府京田辺市)を会場にして開催されます。日本からは本学、中国からは中国科学院遺伝学発生学研究所(北京)、米国か らはカリフォルニア大学デービス校(サンフランシスコ近郊)と日米中3カ国の大学の学生が本学に集まり、合宿などでひざ突き合わせて研究教育の交流を行 い、共通理解を深めるというイベントで、世界でも例がありません。各大学でそれぞれ12名ほどの大学院生が参加し、英語で胸のうちを語り合うというまさに 学生のための、学生による、学生の国際研究交流が初めて実現します。

 この学生ワークショップは、本研究科のドクターコースの大学院生に 対して、米国と中国の大学院から選抜されて派遣された多くの学生と英語での研究交流と合宿生活を通じて、我が国の将来を担う科学技術分野の研究者が国際的 に活躍するために必要なコミュニケーション能力の実践的なトレーニングを行うものです。また、同世代の外国の優秀な大学院生と直接触れあうことにより、研 究の内容だけでなく、米国および中国での社会における科学研究や教育のあり方、将来に対する考え方や意欲などの違いや共通性を相互に認識して、友情と国際 性を育むこともワークショップの目的です。そのために、会期中の全ての会話や公用語は英語とし、6名一組のルームメートは日中米の学生が同じ割合で組まれ ています。文字通り、同じ言葉をしゃべり、同じ釜の飯を食う仲間と出会う1週間となります。

 今回初めて開催される国際学生ワークショッ プは、我が国の大学では勿論、世界的にも例を見ない、複数大学間の学生レベルでの実践的国際交流であり、新しい形態の国際化教育を先導する試みでもありま す。今回は、国際レベルでの教育研究拠点形成を支援する文部科学省グローバルCOEプログラムに採択された本研究科の研究目標である「生物の環境適応と生 存の戦略」をテーマに、植物科学を専攻している38名の日中米大学院学生がワークショップで各自の研究発表と討議を行い、4日目と5日目には国内外の一流 の植物科学の研究者が講演を行うNAISTグローバルCOE国際シンポジウムに参加して、ポスター発表を行います。6日目は日中米の学生がグループごとに 奈良公園周辺などに出かけて日本文化の理解を通じて研究以外での英語コミュニケーションの実践に取り組みます。


※ 中国科学院 遺伝学発生学研究所
中国生命科学のトップレベルの研究所として知られ、植物分子生物学、発生生物学、システム生物学、細胞生物学の研究領域を対象に最新の研究教育を行っている。付設する中国科学院大学院は中国における理学系大学院の中で2005年には1位にランクされている。


※ カリフォルニア大学デービス校 生物科学部
植物分子生物学、植物生化学、微生物学、分子細胞生物学、神経生物科学の研究領域において優れた教育研究を行なっており、植物科学分野においては全米1位、生命科学全般では7位と全米でも有数の生命科学の教育研究拠点である。


【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 原核生物分子遺伝学講座
氏名 真木 寿治
TEL 0743-72-5490 
FAX 0743-72-5499
E-mail maki@bs.naist.jp

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