ブックタイトル国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 GUIDEBOOK 2021-2022

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概要

国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 GUIDEBOOK 2021-2022

物質科学教育研究センターは、物質科学分野の先端科学技術に係る教育研究のうち、各専門分野を横断的に網羅する物質科学の三要素、新規な機能物質の設計、物質の微細加工や制御複合化による新素材の合成、新物質・新材料の機能解析と評価に関する教育研究と実験・実習を支援する学内共同教育研究施設です。データ駆動型サイエンス創造センターは2017年4月4日に創設されました。当センターでは、これまでの研究者の知識に基づき実験を行い、検証を行う仮説駆動型でなく、大規模なデータと人工知能技術によるデータ駆動型の新たなサイエンスを生み出す研究を目指します。具体的には、シミュレーション、データサイエンス、機械学習、人工知能などの技術を用いてマテリアルズ・インフォマティクス、ケモインフォマティクス、バイオインフォマティクス分野、そして次世代の人工知能分野の新たな研究を目指します。さらに、産業界との共同研究、人材交流を行うことで成果の速やかな展開を行います。■データサイエンス部門データ駆動型サイエンスの基盤的研究や人工知能(深層学習、推論モデル)を中心にデータ駆動型サイエンスの基礎となる理論を開拓します。■バイオインフォマティクス部門分子生物学の発達で急増してきた生物学データの解析にデータサイエンスの手法を適用し、生命現象の統計的な解明とその応用を目指します。■マテリアルズ・インフォマティクス部門データ駆動型の手法を物質創成科学に適用し、プロセスまで含めた新材料の探索や新規機能開発を行います。■社会実装部門産官学連携により、データ駆動型サイエンスの研究成果の社会的な実装と活用への積極的な取り組みを行います。デジタルグリーンイノベーションセンターは、2021年1月1日に創設されました。本学が世界に誇る植物バイオ/有用微生物分野の研究を基盤に、AIやIoT、VR/ARなどのデジタル情報技術およびナノセンサーやエコデバイス・マテリアルなどのデジタルI/O技術を融合し、社会的課題である次世代デジタルグリーン科学技術の創出、環境や社会に負担の少ないバイオエコノミーの実践、世界共通の目標であるSDGsの達成に寄与する社会実装と人材育成を推進します。■デジタルグリーンイノベーション部門デジタル技術を駆使して、グリーンイノべーションに貢献しうる学際融合領域研究を創造・先導・発信し、その結果に基づく教育を行います。■バイオエコノミー部門デジタル技術を駆使したグリーンイノベーションを基盤とし、バイオエコノミーに向けた文理融合の教育と研究を産官学協同で行います。■国際連携部門海外連携大学と協働で、デジタルグリーンイノベーションに関する国際的な教育研究を推進します。