試料提供契約(MTA)
研究試料の提供・受領について
外部機関との研究試料提供・受領のやりとりには試料提供契約(MTA)が必要です。本学の方針に則った内容での契約締結が可能な場合に、研究試料の提供・受領を行なっています。
- お申し込み、お問い合わせについて
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[ 窓口 ] 研究推進機構 産官学連携推進部門
[ E-mail ] ip-3f@ip.naist.jp
[ TEL ] 0743-72-5191
[ FAX ] 0743-72-5194
企業の方へ
本学の研究試料の提供を希望される方は、試料作製者である教員に連絡をとる際に、産官学連携推進部門(ip-3@ip.naist.jp)にもご連絡をお願いいたします。試料提供にあたっては、試料提供契約の締結をお願いいたします。
本学では民間企業への試料提供は原則有償とさせていただいております。対価については産官学連携推進部門にお尋ねください。
学術機関の方へ
本学の研究試料の提供を希望される方は、試料作製者である教員に連絡をとってください。試料提供にあたっては、試料提供契約の締結をお願いいたします。
必要に応じて、研究試料の作製費をいただく場合がございます。作製費の有無については教員にお問い合わせください。
教員へ
試料提供契約(MTA)とは、保有する研究試料(遺伝子や細胞、実験動物等)の提供・受領を行なう際に交わす「契約書」で、その研究試料の取扱や権利、免責などに関する取り決めです。- 研究試料の授受にあたっては、必ずMTAを締結してください。
また研究試料を受領する場合には締結を求められるMTAを熟読してください - MTAの内容によっては、研究成果物の権利の帰属や研究成果の発表などに支障をきたす場合があります。
- 詳細は「MTAハンドブック」ご参照ください。
本学のMTAのルール
- 学術機関相手の研究試料提供は原則無償ですが、試料作製のために多くの出費を伴う場合、製作実費の支払を相手方に求めることができます。
- 企業相手の研究試料提供は原則有償です。オープンソースとして提供されるものについては例外とします。
- 学術機関からの受領は原則無償としますが、理化学研究所等の有償で分譲業務を行なう内部組織を有している機関からの受領は例外とします。
- 企業からの受領も原則無償としますが、研究試料の販売会社からの購入については例外とします。
相手機関 | |||
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学術機関 | 企業 | ||
NAISTの立場 | 試料を提供する | 原則無償(試料作製代がかかる場合には別途要求可能) | 原則有償(オープンソースとして全ての企業に対して無償のものは除く) |
試料を受領する | 原則無償(理研等特別機関は除く) | 原則無償(試料販売企業等は除く) |
MTAの手続きについて
- 申し込み
[窓口]:産官学連携推進部門
[E-mail]:ip-3f@ip.naist.jp
[TEL]:0743-72-5191
[ FAX ] :0743-72-5194
MTAに関する雛形はこちら» - 学長等による承認(学内手続き)
- MTAの締結
- 請求書の発行(有償の場合)
- 研究試料の授受
教員が手続きを行う場合について
一定の要件を満たす場合、教員自身が契約を締結することが可能です。教員へのMTA締結権限の委譲については「MTAハンドブック」をご確認ください。
研究試料を提供する場合
- 相手先機関からの分譲依頼
- MTAを作成
- MTAの締結
- 研究試料の提供
- MTAの正本を各自で保管し、コピーを産官学連携推進部門へ送付する。
(産官学連携推進部門でMTAのコピーを保管しております。)
研究試料を受領する場合
- 相手先機関へ分譲を依頼する
- MTAの内容を確認する
- MTAの締結
- 研究試料の受領
- MTAの正本を各自で保管し、コピーを産官学連携推進部門へ送付する。
(産官学連携推進部門でMTAのコピーを保管しております。)