奈良先端科学技術大学院大学

キャリア支援室

インフォメーション第19回トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~を開催(2017/12/20)

 平成29年12月20日(水)、本学マルチメディアホールにおいて、今年度第3回(通算19回目)となる「トップ座談会~企業マネジメント経験者との意見交換会~」を開催しました。

 この座談会は、本学にキャリア支援室が設置された平成25年度からスタートし、企業の取締役や研究所長などの技術のトップマネジメント経験者を講師に迎え、企業が博士人材に対して求める資質や企業におけるリーダーシップの在り方、研究開発の現状などについて、学生、ポストドクターをはじめとした参加者が講師と率直に意見交換や質疑応答を行い、博士人材のキャリアパスについて理解を深めることを目的として、平成28年度以降は中期計画にも則って継続的に実施しているものです。

 今回は、花王株式会社 感性科学研究所長の山口紀子氏を講師に迎え、教育推進機構長の垣内副学長をはじめ、教職員、学生あわせて11名が出席しました。山口氏から、花王株式会社における“良きモノづくり”をモットーとした研究開発を経営の軸とする考え方、基本方針として真理の追究と人間社会を幸福にするビジョン、また研究開発体制や技術の融合の仕組みなどに加え、求める人材像についても、大変わかりやすくお話しいただきました。

 学生からは、アカデミアと企業での研究の違い、技術連携のあり方、継続的に新規アイデアを創出する仕組み、今後の研究開発戦略、女性研究員の生きざまなど、多岐にわたる質問が投げかけられました。山口氏は一つひとつの質問に丁寧に回答され、「企業では社会貢献しようとする“大志とこだわり”が基本」、「自分の研究だけに閉じこもらずに常に他分野の人とコミュニケーションすることで技術の応用範囲は広がる」「アイデアや価値観など女性だからこそ活躍できる場も多くある」などのコメントをいただき、最後に「なんのために働くかをよく考えて、アカデミアか企業かを方向づけしてください」とのご指導をいただきました。

 参加者からは、「大学と企業の研究の違いがわかり、自分の進路を考えるきっかけとなった」、「社会に役立つための研究を意識するようにしたい」、「他部門とのコミュニケーションの重要性を改めて感じたのですぐに実践する」、「座談会形式だったので、webや説明会ではわからない社内の風土や仕組みなどを聞くことが出来て有意義だった」等の感想が寄せられ、今回も参加者にとって、自身のキャリアを考える貴重な経験となったことが伺える座談会となりました。

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