教育推進部門企画FD 研修会 兼 キャリアマネジメントB (7028) 
 「科学技術政策と期待が高まる大学改革」

内容

我が国の科学技術政策について、科学技術基本計画及び大学改革の現状と方向性、大学・研究機関のマネジメント、人材育成などを中心に、長年、科学技術政策に携わる大竹暁氏に話題を提供して頂きます。教職員にとっては、科学技術政策の現状から今後の本学における人材育成を考える機会として、また、学生や若手研究者には、自身の進路選択や研究の方向性を考えることを期待し、参加者の皆さんの科学技術政策への認識を深めて頂くことを目的に開催します。

※当セミナーは、平成30年度以降入学の博士後期課程科目「キャリアマネジメントB(7028)」の単位認定の対象です。

開催概要

日時 2019年 9月 20日(金)13:30~15:00(3限)
会場 物質創成科学棟1階 大講義室
講師 大竹 暁 氏(東京大学未来ビジョン研究センター特任教授 兼 東京カレッジ副カレッジ長)

《ご紹介》
 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了後,科学技術庁に入庁
 主として科学技術行政に従事し、累次の科学技術基本計画の策定などの科学技術政策の立案、光科学技術、数理科学などの基礎研究の研究開発プログラムの企画、立案、運営、国際協力の推進、科学技術と社会の関係構築などに携わる。
対象 本学教職員、博士後期課程学生、博士後期課程への進学を検討する博士前期課程学生
(外国の方の参加も歓迎しますが、講義は日本語で行われます。)
定員 なし
使用言語 日本語
申込方法 受付は終了しました
参加者 32名
開催報告  奈良先端科学技術大学院大学では、9月20日に科学技術政策に関するFD・SD研修会を開催しました。本研修会は、教育推進機構教育推進部門が企画する研修で、プレFDとして教職員だけでなく学生にも開講されているものです。
 今回は、大竹暁氏(東京大学未来ビジョン研究センター特任教授兼東京カレッジ副カレッジ長)を招き、「科学技術政策と期待が高まる大学改革」を講演いただきました。話題は、地球規模の課題から始まり、科学の存在意義、日本国内外の科学技術・研究力の情勢、科学と社会の関係、そして将来に必要な人材と大学教育の役目に至り、鳥瞰的視点で科学技術を展望する機会となりました。本研修会には教職員、学生を合わせ32名が参加し、参加者からは「知識集約型社会において大学がどのような役割を果たせるのか」といった質問があり、活発な質疑応答がありました。

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