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インドネシアNAIST同窓会(INAA)が初のオンライン同窓会会合を開催(2020/9/12)

 2020年9月12日(土)、インドネシアNAIST同窓会(INAA)が、オンラインによる会合を開催しました。 INAAは本学唯一の海外における同窓会組織であり、2017年にインドネシア政府より非営利法人の認定を受けています。 現在、会員数は84名、その多くがインドネシアの大学で教員・研究者として活躍しています。 非営利法人化される前の2013年より、定期的にインドネシア各地で同窓会を開催し、本学教員も参加してきましたが、 本年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受けて、初めてZoomを利用してオンラインで開催することとなりました。

 開会の挨拶では、INAA会長のBerry Juliandi教授(ボゴール農科大学)が、インドネシアにおけるNAISTコミュニティは一つの家族であり、 卒業から年月を経ても本学と強い絆で結ばれていると述べました。続いて、本学から横矢学長のビデオメッセージが紹介された後、 川市インドネシアオフィス長より本学の最近の教育研究動向の紹介が行われました。 インドネシア側からは、INAA副会長のZainal Arief教授(スラバヤ電子工学大学)よりINAAの活動報告が行われた後、 インドネシアにおける本学の7つの協定校で教鞭を取る同窓生代表が、ガジャマダ大学、ボゴール農科大学、インドネシア大学、 ジェンダル・ソーデルマン大学、ハサヌディン大学、セプルフノペンベル工科大学、バンドン工科大学の順に、 それぞれの大学における教育研究活動の紹介を行いました。各大学では、本学同窓生が海外の大学・研究所と活発に共同研究を行い、研究者として目覚ましい活躍を遂げていることが伺えました。

 プログラムの後半では、本学より、MD.Altaf-Ul-Amin准教授、吉田昭介特任准教授、 及びChanthaset Nalinthip助教がそれぞれの研究内容やインドネシアの研究者との共同研究を紹介しました。 続いてインドネシア出身の本学現役学生のLiliany Noviyanty Pamasi さん(D2)、Radifan Fitrach Muhammadさん (M1)が公私ともに充実したキャンパスライフについてプレゼンテーションを行いました。 最後に、奈良先端科学技術大学院大学同窓会会長の清川教授が、INAAやその会員の活発な活動への賛辞と今後の本学同窓会との連携・協力への期待を述べた後、 コロナ禍での交流のあり方について出席者の間で意見交換が行われ、オンラインを活用した授業の実施や非公式なミーティングを通して交流を深めていくことが、 今後の共同研究等の発展につながる旨の提案が出されました。

 4時間以上に及ぶ会合には、INAA会員、本学教職員、本学同窓生、本学インドネシア出身学生等、およそ70人が常時参加し、大盛況に終わりました。 会合は終始、和やかな雰囲気で進行し、オンラインで久しぶりの再会を果たした本学教員と元学生、また同窓生同士が旧交を温めていました。 初のオンラインでの同窓会会合が、今後の本学とインドネシア協定校とのさらなる連携・協力へと発展することが期待されます。

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Zoomを利用したオンライン会合の様子