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副学長・理事 箱嶋 敏雄

具体的な取り組みに向けた実効的な議論を

もう20年も前の話ですが、本学に着任する以前に所属していた大学では、女性の教職員が中心となって保育所をつくるための運動をしており、私も何度も署名し、やっと設立されたという経験があります。本学には一時託児のための部屋はありますが、常勤の保育者はいないので、今後財源を確保し、常時保育ができるようになれば、さらによいと思いますね。
かつてとは異なり、今は政策に「一億総活躍社会」が掲げられるなど、男女共同参画の取り組みにとっては追い風と言えます。重要なことは、財源をいかに確保するのかを皆で考え、どんなアクションをするのかを決めるといった実効的な議論であると考えています。

研究室のメンバーとのコミュニケーションを大切に
~イクボスとしての取り組み〜

私が所属するバイオサイエンス研究科の助教たちは「今日は保育所のお迎えの担当」と男性も早い時間に帰宅し育児を担っているようです。何らかの理由で早く帰ることがあっても別のところで挽回しているのではないでしょうか。基本的に助教の労働時間を管理することはないので、育児等が評価に影響するかどうかはあまり気にしていません。本学は大学院大学であることもあり、研究室内で研究と研究指導がうまく運営できていれば問題にならないと考えています。マネジメントする側として配慮すべきは、時間管理が必要な技術職員・技術補佐員の方々ですね。子どもが熱を出して休むなどありますが、それはそういうものであり、また、定期的なことでもないので、トータルでバランスをとれば研究のパフォーマンスが落ちるとは考えていません。大切なのは、メンバーと普段からコミュニケーションをとり、それぞれの事情と必要に応じた柔軟な対応をしていくことです。研究室内でフレキシブルに対応できるという意味では、本学は比較的働きやすい大学ではないかと思います。

平成29年12月