ブックタイトル奈良先端科学技術大学院大学 GUIDEBOOK 2019-2020

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概要

奈良先端科学技術大学院大学 GUIDEBOOK 2019-2020

文部科学省による2013年度「研究大学強化促進事業」の支援対象機関に採択奈良先端大は、我が国トップレベルの研究力と人材育成の実績を戦略的に発展させ、最先端科学技術分野で、研究と人材育成のグローバル化を図り、世界をリードする新たな研究領域の開拓、多様な場でイノベーションを担う人材育成のための国際水準の教育システム構築等の改革を推し進め、世界に存在感のある研究大学院大学を目指します。本事業は、「日本再興戦略」(2013年6月14日閣議決定)にも記述されている国の成長戦略に資するもので、(1)研究戦略や知財管理等を担う研究マネジメント人材(リサーチ・アドミニストレーター)群の確保・活用(2)競争力のある研究の加速化促進(3)先駆的な研究分野の創出(4)国際的な研究環境の整備などの集中的な研究環境改革を効果的に組み合わせた取り組みを実施する大学等の研究力強化を促進し、世界水準の優れた研究活動を行う大学群を増強することを目的としているものです。今後、本学は、本事業も活用しつつ、世界に認知された教育研究拠点としての地位を確立するため、更なる研究力の向上とグローバル化を積極的に推進していきます。■物質科学分野で世界的に評価される研究成果を挙げるとともに、次世代を担う創造性豊かな人材を養成物質創成科学領域では、人類の未来に役立てる新しい素材、機能材料を開発するために、物質の仕組みを電子、原子、分子レベルに立って深く理解し、それに基づいて全く新しい物質や構造を創り出し、また、新規な機能を創造することを目指しています。“基礎なくして応用なし”という信念から、基礎科学指向の研究を重視するとともに、“応用なくして基礎はない”という事実から、応用指向の研究を奨励しています。本領域では、物質科学分野で世界的に評価される研究成果を挙げるとともに、次世代を担う創造性豊かな人材を養成することを目的としています。具体的には、光と物質の相互作用を基礎として物質科学を捉え直した「光ナノサイエンス」を推進しています。「光で観る」「光で創る」「光を制御する」という観点から研究を推進することで、物理、化学、生物という既存の学問領域を越えた融合領域の展開を目指します。その研究成果は、新理論の構築、新現象の発見、新機能材料の創成、新技術の提供、革新的な装置の発明などとして結実し、私たちの未来を豊かにします。併せて、体系だった教育を通して養成した人材を、これからの産業界、学界を担う優れた技術者・研究者として社会に送り出します。?量子物性科学?凝縮系物性学?光機能素子科学?情報機能素子科学?反応制御科学?超分子集合体科学?光情報分子科学?有機光分子科学?センシングデバイス?有機固体素子科学?生体プロセス工学?分子複合系科学?バイオミメティック分子科学?ナノ高分子材料?ナノ構造磁気科学?データ駆動型化学(協力)?マテリアルズ・インフォマティクス(テニュア・トラック)?メゾスコピック物質科学(連携)[パナソニック㈱テクノロジーイノベーション本部]?知能物質科学(連携)[シャープ㈱研究開発事業本部]?機能高分子科学(連携)[参天製薬㈱]?環境適応物質学(連携)[(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)]?感覚機能素子科学(連携)[㈱島津製作所基盤技術研究所]?先進機能材料(連携)[(地独)大阪産業技術研究所]※[]内は連携機関名