奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 産官学連携推進部門

出展案内

2025/8/5 出展案内 「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン~」(2025/8/21~8/22)

2025年8月21日(木)~8月22日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン~」に本学研究者が出展いたします。

本イベントは、全国の大学や公的研究機関等から創出された研究成果の社会還元・技術移転を促進すること、及び、実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を実施することを目的としています。
※入場無料(来場登録制)(公式サイトにて事前来場登録が必要です。)

イベント概要

日 程 2025年8月21日(木)~8月22日(金)
会 場 東京ビッグサイト 西展示棟 西4ホール(東京都江東区有明3丁目11番1)
主 催 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
共 催 文部科学省
イベント公式サイト 大学見本市2025~イノベーション・ジャパン~ (外部サイト)

本学からの出展内容

[分野:健康・医療]
網膜色素変性症の新規治療法

網膜色素変性症は失明原因2位の難病ですが、発症原因やその症状は多岐にわたるため、確立された治療法がありません。特定の原因遺伝子を対象とする遺伝子治療剤は一部実用化されてますが、原因遺伝子は90以上報告されており、画一的な治療法の開発は極めて困難です。 我々は、網膜色素変性症の発症時に、共通して変動する遺伝子やシグナル系を見出し、これらを網膜で持続的に発現するアデノ随伴ウイルスベクターを開発しました。これは発症原因によらず、機能を回復又は進行を抑制することができ、治療剤として汎用性の高いものです。

[分野:AI・情報通信]
IMU×UWB×AIによるどこでも使える新モーキャプ

IMUとUWBを組み合わせた少数のセンサを装着することで、カメラなしで人の姿勢と動作を高精度に推定できる新しいモーションキャプチャ技術です。AIによる姿勢推定と不確実性を考慮したフィルタ処理を融合し、センサの誤差や欠損に強い推定を実現します。UWBはセンサ間の距離を正確に測定することで空間位置を補完し、IMUのドリフトを抑制するほか、複数人の同時計測にも適しています。屋内外を問わず、複数人の動作を同時に計測でき、医療、リハビリ、スポーツ、VRなど幅広い応用が可能です。

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