NAISTへの進学を考えている皆さんへ、私が感じたNAISTの魅力を紹介していきます。
NAISTは学部がない大学院大学です。様々な大学の学部を卒業した学生が入学してきて、大学在学中とは異なる分野の研究に挑戦しています。実際に私の研究室では、多種多様なバックグラウンドを持った人が在籍しており、その中でお互いが専門的に学んできた分野からの意見を取り入れながらディスカッションしています。
さらに、教育プログラムと研究環境が非常に充実しています。基礎から専門的な授業まで開講されており、“授業アーカイブシステム”という授業自習用ビデオを利用することでより深い理解が可能になり、研究活動に必要な知識を短期間で習得することができます。またセミナーでは国内外の研究者から最先端の技術、研究の話を聞くことができます。
また、駅伝大会やフットサル大会などの催しが学生主体で行われており、他研究科の人達と交流しています。
ぜひ一度オープンキャンパスや研究室訪問などの機会を利用してNAISTの雰囲気を感じてください。NAISTで皆さんに会える日を心待ちにしています。
僕が奈良先端大に入学して思ったことは、サービスが良い学校だな、ということです。学生をお客様としてみているのだと思います。個人常用ワークステーションをはじめとした強力な計算機・インターネット環境、講演会や忘れ物などの各種お知らせを細かくメールしてくれるサポート体制、清掃や手入れの行き届いた構内など、毎日気分よく過ごせるということが自分のパフォーマンスを上げている気がします。
そして何より、先生方の指導の質が高いです。疑問や提案に対して丁寧に対応してもらえて、議論の後にできた自分の研究結果、論文などを見ると以前より良くなっていることが自分でも感じられます。自分の力をつける適切な手助けがしてもらえます。
しかし、先生の指導の質については具体的な言葉や数字で伝えるのが難しいので、やはり実際に研究室を見学に訪れてみてもらい感じてもらえたらと思います。上司を選べる機会というのはなかなかないことなので納得いくまで調べることをお勧めします。ですが奈良先端大は自信を持ってお勧めできる大学だというのは確かです。
これをご覧の皆様は、進学について考える時期であると思います。私も2年前、悩みに悩んでNAISTに進学したひとりです。現在、大変充実した研究生活を送っており、NAISTを選んで良かったと感じています。
NAISTには他の大学院には無い魅力がたくさんあります。まず、学部が無いということです。皆新しい研究室に配属され同時にスタートを切るので、はじめから同期と切磋琢磨してお互い高め合いながら学ぶ事ができます。また、学部とは違う新しい事をしたい人や分野外からも、チャレンジしやすい環境であると思います。
次に、様々なバックグラウンドを持つ人が集まるということです。皆別々の所から来ているので、多様な価値観に触れる事ができます。留学生が多いこともあり、英語力も自然と上がってきていると感じています。
三つ目に、充実した研究環境と授業内容です。少人数制のディスカッション形式の授業が多く、プレゼンテーション能力が身に付きます。また、共通機器が充実しており快適な実験環境にあります。
NAISTの魅力を感じに、ぜひ実際に足を運んでみてください。
NAISTには国際的な研究活動に必要な国際感覚を養うチャンスが数多くあります。特に博士後期課程では、サマーキャンプや国際バイオゼミナール、さらに国際学生ワークショップといったプログラムが充実しています。将来、海外で研究生活を送ることを希望する私にとって、学生の早い時期から英語による口頭発表や質疑応答、著名な海外の研究者による講義、また海外の学生と英語でディスカッションする機会は非常に刺激的で貴重な体験となりました。また、NAISTには海外からの留学生が多くいらっしゃいます。さらに、各研究分野の第一線で活躍される研究者を海外から招聘し、その発表を聴講する機会にも恵まれています。NAISTは他の大学に比べて、よりグローバルな研究環境で世界の最先端を感じることのできる大学であると思います。
将来、研究者として国際的に活躍することを目指される方は、進学先としてぜひNAISTを選択肢の一つとして考えられてはいかがでしょうか。共に充実した環境の中で切磋琢磨し合い、日々成長の学生生活を送れることを楽しみにしています。
NAISTはさまざまなバックグラウンドを持った人と交流出来る素晴らしい場所だと思います。
物質創成科学研究科は物理学、生物化学、化学、デバイスと様々な分野があり、さらにその融合領域を研究している研究室もあります。そのため、入学して半年は各分野の授業を受けます。そうすることで、バックグラウンドの異なる学生も基礎から応用まで知識を得ることができます。
私自身は、学部時代に錯体に関する研究を行っておりました。しかし、錯体だけでなく他の分野も研究したいと思い、NAISTを受験しました
。
現在は、錯体とは異なるタンパク質研究を行っており、日々新しい知識を吸収することができ、とても充実しています。これは学部のない大学院であるNAISTであるからこそ出来ることだと思います。新しい分野に踏み出し、研究がしたいという気持ちがあれば有意義な研究室生活を送れると思います。
さらに、海外からの留学生も多く研究室内で英語を使う機会にも恵まれています。
みなさんもNAISTで研究に打ち込んでみませんか。
私は幼い頃から環境問題とエネルギー問題に興味があり、将来この2つに関わる道に進みたいと思っていました。NAISTに有機薄膜太陽電池の研究を行われている山田教授がご在籍されていることを知り、受験を決めました。入学してから半年間は、物理・デバイス系から生物・化学系の幅広い分野の基礎的な勉強することができ、広い視野で研究を行うことができています。現在は次世代のエネルギー源として注目されている有機薄膜太陽電池の研究を行っており、充実した毎日を過ごしています。
NAISTは学内にある学生寮や高い奨学金採択率などの学生生活を支援する制度が充実しています。また、海外からの留学生が多数在籍しており、英語でコミュニケーションをとれる機会が多く、国際交流の盛んな大学院です。実際に私も不定期で開催される留学生のパーティーに積極的に参加して研究のリフレッシュと英語のスキルアップを行っています。さらに、博士後期課程に進学する学生には海外に短期留学できるプログラムがあり、国際的な研究者を目指している学生にとっては非常に魅力的な制度が整っています。
研究面では最先端の測定機器が揃っており、NAISTの高度な研究を支えています。
皆さんも是非、物質創成科学研究科に進学し、自分が面白いと思える研究を進めてみてください。