奈良先端科学技術大学院大学 研究・イノベーション推進機構 研究推進部門

出展案内

2026/7/21 出展案内 「大学見本市2026~イノベーションジャパン Seeds for Tomorrow's Startups」(2026/8/27~8/28)

2025年8月27日(木)~8月28日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「大学見本市2026~イノベーションジャパン Seeds for Tomorrow's Startups」に本学研究者が出展いたします。

本イベントは、全国の大学や公的研究機関等から創出された研究成果の社会還元・技術移転を促進すること、及び、実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を実施することを目的としています。
※入場無料(来場登録制)(公式サイトにて事前来場登録が必要です。)

イベント概要

日 程 2026年8月27日(木)~8月28日(金)
会 場 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11番1)南1ホール
主 催 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
共 催 文部科学省
イベント公式サイト 大学見本市2026~イノベーションジャパン Seeds for Tomorrow's Startups (外部サイト)

本学からの出展内容

        

[分野:カーボンニュートラル・環境]
大規模な傷を室温下で自己修復できる高分子材料

近年、環境配慮の観点から、損傷を自ら修復して再利用を可能とし、材料の長寿命化を実現する自己修復性材料が注目されています。しかし、従来材料では、修復可能な傷の大きさに限界があることや、自己修復に高温を必要とするなどの課題がありました。本展示では、ポリカプロラクトン(PCL)オリゴマー鎖を導入したエラストマーを新たに設計することで、結晶部位の可逆的な相互作用により切断後の再接着に相当する大きな損傷を室温下で自己修復可能な新規高分子材料を提案します。

[分野:食料・農林水産]
酵母が切り拓く次世代プロテイン革命!!

日本の伝統的な発酵食品の製造に利用されている酵母の育種技術を活用し、タンパク質危機などの社会課題を解決するサステナブルなプロテインの創製に取り組んでいます。タンパク質危機の解決策として知られる代替プロテインとして、植物ミート、培養肉、昆虫食などの開発が進められていますが、風味・食感の不足をはじめ、高い生産コスト、心理的抵抗感など市場の拡大や形成には多くの技術的課題があります。その解決策として、安全性、美味しさ・健康機能、経済性などの点で優れている微生物の酵母に着目し、技術開発を進めています。


[分野:食料・農林水産]
アブラナ科植物の自殖化と個体の大型化による超多収技術の開発

アブラナ科植物において、種子サイズ・芽生えサイズの制御と、低分子RNAを用いた自殖稔性制御による、高収量化と育種効率向上をもたらす分子基盤技術を開発しました。従来は、目的形質の導入・固定に交配育種など長い育種期間を要することが課題でした。これに対し、本技術では目的形質を遺伝子操作により付与できるため、品種確立までの期間を大幅に短縮でき、画期的な育種法をアブラナ科植物へもたらします。さらに、本技術の対象遺伝子は被子植物に共通する制御機構に基づくことから、幅広い植物種への応用も期待されます。

[分野:健康・医療]
生体親和性と生分解性を持つヒト由来ヘモグロビンゲル

水分を大量に保ちつつ固体の性質を持つハイドロゲルは様々な医療応用が期待されています。そこで、血液中に豊富に存在するヘモグロビンを用い、高純度精製と濃縮工程を組み合わせることで、ヘモグロビンゲルの構築手法を確立しました。本ゲルは、完全にヒト由来タンパク質のみを基材として構築されるハイドロゲルであり、医療応用に向けて必要な原料を安価に入手可能です。また、構成成分に由来する高い生体親和性と生分解性を有し、小分子薬剤の内包および徐放が可能な機能性材料として利用できます。


[分野:AI・情報通信]
電磁攻撃を未然に防ぐ検知技術

電磁波を照射することで機器を操作することや秘密情報を奪取する攻撃が存在します。そのような攻撃に対しては防御側においても専用の検知回路を搭載して対応してきました。それに対し本技術では、機器に内在する素子の電磁波に対する感度差を用いることで専用回路の比率を低下でき、コストを削減することが可能です。
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