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interview recruit

情報科学領域 助教 / 松田 裕貴 NAISTは学生・研究者の双方にとって
研究活動に没頭するのに
最適な場所だと思います。

matsuda

NIASTは... 助教の授業負担が少ないので研究活動に専念できます

matsuda

profile

経歴

2013年3月
明石工業高等専門学校 電気情報工学科 準学士(工学)
2015年3月
明石工業高等専門学校 専攻科 機械・電子システム工学専攻 学士(工学)
2016年3月
本学情報科学研究科 博士前期課程修了 修士(工学)
2019年2月
Ulm University Institute of Communications Engineering,
Dr. rer. nat. (Doctor of Natural Science)
2019年3月
本学情報科学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)
2019年4月
本学先端科学技術研究科情報科学領域 助教
2024年4月
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 講師
本学先端科学技術研究科情報科学領域 客員准教授

趣味

音楽
小学校から中学・高専と管楽器(ユーフォニアム・トロンボーン)を続けており、現在はアマチュア吹奏楽団(吹奏楽団インプリメーレ)の副団長として、年1回の定期演奏会を開催しています。
キャンプ
電波があまり届かない場所で、燻製などをして過ごすのがいいですね。

01

研究者になった経緯や現在の
研究テーマについて教えてください。

研究者になったきっかけ・本学教員になった経緯や理由

最初は博士前期課程修了後に就職するつもりでしたが、一緒に色々と研究活動していた同期(現・九州大学助教)が博士後期課程に進学すると宣言していたことや所属研究室の教授の勧めもあり、進学することで人生がもっと楽しくなりそうだなと考えて進学しました。

実際に進学したところ、日本学術振興会特別研究員(DC1)に採択され自由に研究が進められたことや、ドイツに1年間留学する機会が得られたこと(日本学術振興会若手研究者海外挑戦プログラムを獲得)、本学ダブルディグリープログラムのパイロット的な人材としてドイツでの学位を取得できたことなど、想像していなかった様々な経験ができました。

アカデミアの世界で生きていくことで、より刺激に溢れた人生が送れるだろうと考え、現在の本学教員という職を選びました。教員になってからは、学生時代よりも多様な人達(自治体・民間企業・地域コミュニティなど)と連携する幅も増えて、非常に忙しいながらも、実践的な研究ができています。

現在の研究内容

情報システムに人間を介在させる「ヒューマン・イン・ザ・ループ」の仕組みをユビキタスコンピューティングに取り入れることによって、これまでに情報システムが実現できなかった新たな機能を実現する研究に取り組んでいます。

最近では、様々な環境において人が環境をどのように認識しているのか?(=体感〇〇)をIoTが理解できるようにするための技術について研究に取り組んでいます。

02

本学の教育研究に対するサポート体制の
印象について教えてください。

研究支援

産学連携部門の強力なサポートがあり、民間企業や自治体などとの連携や、特許出願などの積極的な支援が受けられるところは、他の教員の方の話を聴く限りでは他の大学と大きく異なる点だと思います。社会実装といった論文という形で成果が出にくい活動についても、柔軟に評価してくれるところも良い点だと思います。

実際に、自分は優秀な業績を収めた助教に授賞されるNAISTプレジデンツフェロー2023に選出していただくなど、社会での活動も十分に評価していただいたと思っています。

授業・学内業務

本学は、助教の授業負担がほとんどなく、また学内業務も少ないと思われるため、研究活動に専念することができます。

ユニット単位での研究室体制

教授(PI)、准教授、助教2名を中心にユニット単位で研究室が運営されているため、同じ研究室の教員とのチームでの研究活動ができ、個人では達成できない大きなプロジェクトに挑戦できるところも良いところです。研究室はそのような体制を前提としたものとなっており、学生室・教員室ともに使いやすく、相互に行き来しやすいため、学生・教員のコミュニケーションが取りやすいです。

03

周囲の学生や周囲の教員の様子について
教えてください。

学生

本学の学生は、様々なバックグラウンド(高専・大学、地方・都市、分野)を持つ人材が集まるため、研究を行う上で多様な視点での検討がしやすい点が面白いところです。

また、学部課程で通っていた元の大学で進学するのではなく、あえて本学を選び、配属希望の研究室の過去の研究などをしっかり理解したうえで入試を受けて入学しているため、学生の研究に対するモチベーションが高いところも良い点だと思います。

また、高等専門学校専攻科出身の学生は開発力などで突出していることも多く、大学出身者と共にプロジェクトを進めていくことで、早い速度でプロトタイプを作って検証が進められるところも他の大学にはない面白さがあると思います。

研究室の教員

研究室の教員は、教授を筆頭に共通の目標(所属研究室では、ユビキタスコンピューティングシステムの実現に向け、実世界を意識した研究を実施すること)に向けてチームでの研究ができるため、自身だけでは実施することが難しい大きいプロジェクトなどにも挑戦できます。

また、それぞれの教員の得意分野は異なるため、それぞれの持つ知識・技術を研究に取り入れていくことで、よりクオリティの高い研究にできるという点もメリットです。

他研究室の教員

研究室内の教員でチームが組めてしまうため、基本的には研究室内で完結できてしまうところはありますが、異分野連携が必要となるようなプロジェクトでは柔軟に研究室間の連携が可能です。

また、それぞれの教員の関係性も良好で、どの教授も助教に対して非常にフラットに接してもらえるところは、非常に良い点だと思います。

他研究室の先生方は想像以上に領域内の助教の活動・成果を知っていらっしゃるので、たまたまエレベータなどで会ったときなど、声をかけていただくこともしばしばあります。

それぐらいに職位によらず距離感が近い点はとてもよいです。

04

若手研究者へのメッセージをお願いします

本学に興味をもった学生・研究者の方へ

本学は、学生・研究者の双方にとって、研究活動に没頭するのに最適な場所だと思います。

学生は、やる気と学ぶ姿勢があれば、授業やPBL、研究活動、その他課外活動を通じてどこまでも力を伸ばすことができます。

また、研究室には自身とは大きくバックグラウンドが異なる学生が集まりますので、刺激をお互いに受けながら切磋琢磨しつつ成長することができるでしょう。

助教をはじめとして、研究者は、学部がなく大学院のみである本学の利点を活かし、研究活動を主軸に置くことができます。

研究室のブランディング次第によっては、博士前期課程の学生が他大学よりも多く配属されることもありますので、ユニット単位での研究室体制も活用することで、パワフルな研究活動が実現できます。