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在宅勤務制度を利用して


バイオサイエンス領域システム微生物学(森研)武藤愛 助教

本制度については、男女共同参画室のランチミーティングなどで聞いて知っていました。 産前産後休暇の申請の時点で人事課に詳細を教えていただき、産休明け直後の1ヶ月間利用しました。 産後休暇の終了は5月初旬だったのですが、8月に博士課程の留学生の学位審査を控えていたことや、5月に新入生の配属が始まることもあり、 出来るだけ早く復帰した方が教育面への影響が少ないと考えました。 また、子どもが健康で私自身の産後の体調にも問題がなければ、育休を取らずに復帰することが。 自分のキャリアの面でもよいと考えました。ただ、子どもを保育所に預けられるまでは出勤できませんので、 在宅勤務という選択肢があったことはとても大きかったです。 在宅勤務中は、スカイプやメールなどを通じて学生とやりとりすることができましたし、 慣らし保育の期間は週に何度かは大学に出勤して直接指導にあたることもできました。
産後1~2ヶ月の記憶があまりないのですが、たしか、在宅勤務制度の申請は、開始予定日の「2週間前まで」に届出が必要でした。 私の住む大阪市では途中入所の場合、保育所の決定通知が出るのは「前月の20日」になります。 また、家から徒歩圏内の0歳児保育を実施している保育園10園のうち、6ヶ月未満の子を受け入れている保育園は一か所だけでした。 保育所への入所が可能かどうかや、入所できる時期もわからない状態で、在宅で復帰するのか育休を取得するのかを決めなければならず、困った覚えがあります。 このときは結局、在宅勤務の利用期間を長めに申請し、保育所への入所が決定したのちに期間の短縮を届け出ました。 行政の待機児童問題が大きいのですが、大学でできることとしては、利用申請を直前でも受け付けてもらえたらもっと利用しやすくなると思います。
(令和2年3月)

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