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アカデミックアシスタント制度を利用して


中田 未友希 助教
・バイオサイエンス領域 植物代謝制御研究室(出村研)
AA青木洋代さん

妊娠中の3ヶ月間、子どもが1歳になるころから現在までの12ヶ月間の二度、利用しています。妊娠後期にお腹が大きくなってくると体力面の変化もあって力仕事への負担が大きく、グリーンラボでの仕事をアシスタントに担っていただきました。おかげさまでこの期間に屋外で栽培している植物の様子と環境データの両方を取得可能なモニタリング装置を設置することができました。
産休からの復帰後は、ちょうど新型コロナウイルス感染拡大が問題になり始めた時期と重なっていて、自営業の夫が家で子どもをみてくれていましたが、親戚に頼ることも難しい状況で、ふたりでの家事と育児は想定していた以上にたいへんでした。子どもが入院したり、夫が体調を崩していた時期もあり、私の勤務時間は出産前ほど長くはできませんでしたし、出勤できない日もありました。
そこで、子どもが1歳になるころに改めて本制度に申請し、利用を再開しました。アシスタントには植物のお世話や実験の補助を担っていただいています。現在、複数のプロジェクトを並行して走らせていますが、アシスタントにきていただいてなんとか回っています。
本制度は年間120万円までの予算で、トータルで3年間の利用ができます。ただ、女性が妊娠期間に利用して、産後復帰すぐに利用を再開した場合は、子どもが3歳を迎えるまでの3年間をフルには使えないですね。
(令和4年3月)

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