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アカデミックアシスタント制度を利用して


和田七夕子 助教
・バイオサイエンス研究科 細胞間情報学研究室(高山ラボ)
AA吉村裕子さん、山本優香さん

子どもが4歳だった平成22年度から現在まで、継続的にAA制度に支援して頂きました。植物の研究をしているので、実験材料になる植物は常に栽培する必要があります。実験の都合で、大量の植物を育てることが多かったので、手伝ってもらえて大変助かりました。また、実際には、データ取りも担ってもらうこともあります。子育てをしているとお迎えの時間が決まっているなど時間に制約がありますが、AA制度のおかげで、限られた時間で効率的に研究を進められるので、学生指導や実験結果の検討にも時間を割くことができ、助かっています。

私が利用を始めたころは、小さい子どもがいるスタッフは研究室に私だけで、研究に専念できる時間が短く、肩身が狭く大変申し訳ない思いでした。当時から研究室の教授の先生をはじめ、スタッフの皆さんには親切にして頂いて、本当に感謝しています。最近は研究室にお子さんがいる方が増えてきましたね。本制度は開始当初、女性研究者のみを対象にしていましたが、男性の方もパートナーの方が働かれていると、必然的に育児に関わると思います。途中で男性研究者も利用できるよう改善されたのは、よかったと思います。

本制度には多大な支援を頂いてありがたく思っています。今後の要望を挙げるとすると、AA制度が単年度ではなく、たとえば3年などもう少し長いスパンの制度になれば、AAの方も働きやすくなりますし、私達も腰を据えて研究ができるのでより良い制度になるのではないでしょうか。
(平成27年7月)

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