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Yuna Ueda

上田 結奈

先端科学技術研究科
バイオサイエンス領域

分子医学細胞生物学研究室

学年
博士前期課程1年
出身地
東京都
経歴
東京電機大学理工学部理工学科生命理工学系
大学での研究
新規化合物による白血病細胞への細胞周期停止誘導機構の解明
大学院での研究
細胞外脂質小胞を用いた新規ドラッグデリバリーシステムの開発

私がNAISTに進学した理由

学部時代も必要十分な実験設備の中で研究を行なっていましたが、もっとより良い環境下で研究がしたいと思い、NAISTに進学しました。また、バイオ領域はほぼ全員が入学後に研究室を選択することが出来るので、入学した後に、基礎範囲の授業を受けながら、分野や研究テーマを考えることが出来ることも魅力でした。
今年度から、3つの研究科が融合し7つのプログラム制になったので、同じバイオ領域においても、化学や物理分野、情報分野を含んだ研究がしやすくなり、幅広い視野で研究が行えるようになった事も理由の1つです。実際、私はバイオ分野に限らず、化学や物理の分野も学びたかったので、バイオサイエンスと物質創成科学の融合プログラムであるバイオナノ理工学プログラムを選択しました。

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ある日のスケジュール

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研究室紹介

生命は細胞から成り立っています。その細胞を形作る細胞膜の主成分は脂質です。本研究室では、精製脂質と組み換えタンパク質や培養細胞を用いた実験から、様々な脂質膜と様々なタンパク質の相互作用を明らかにすることで、多様な生命現象を解明するべく研究しています。

研究室の人数(単位:人)

教授 助教 研究員・補佐員 博士前期課程 博士後期課程 特別研究員
1 2(2) 3(2) 9(2) 5(4) 1(1)

※人数横の()内数値は女性の人数

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各自研究テーマを持ち、日々実験をしています。
主に実験操作を行う実験台のスペースとDNAの解析等に必要なPCはひとりに1台ずつ支給されています。顕微鏡や各実験設備はとても充実しています。 留学生も現在5人おり、9月にはまた2人増える予定です。(留学生は皆さん女性です。)

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日常生活

学校からバスで20分程のシェアハウスに住んでいます。同居人は社会人や他大学の学生で、私のようにシェアハウスに住んでいるNAIST生はあまりいません。
シェアハウスに近い団地に住む友人達は自転車や徒歩で学校に通っています。近くにコンビニやスーパーもあるので、生活には便利です。
お昼は学食で食べたり、売店で買ったりすることもありますが、弁当を作ってくるなどして、できるだけ自炊するように心がけています。

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これから大学院生を目指す方へ

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バイオ領域はNAISTの中でも女性の割合が最も多く、全体の1/3が女性です。
また、入学後にオリエンテー ションや授業もあるので、友達をつくる機会は多いです。学内の設備がとても充実しており、研究のための設備はもちろん、保健管理センター、ジム、バスケやテニスのコートもあり気軽に利用できます。
大学院生の生活は博士前期課程だけだと2年間しかありませんが、『修行』のつもりで目一杯研究に打ち込める環境が整っています。

enjoy

(平成31年2月)