研究者と一口に言ってもいろいろあります。「いい加減年なんだから後輩の指導に専念し、若い研究者が熟成して一人前の研究ができるように指導して行きなさい」と仰る方もたくさんいらっしゃいます。しかし、私は研究者として不完全燃焼で、「まだ、真っ白な灰になっていない)ことを思い、自分で現場に立つ道を選びました。私にとっては、サイエンスというのはやっぱりとっても面白いものです。分野の最前線に立ち、自ら実験方針を組み立て、自ら実験して仮説を検証していく、これほどエキサイティングなことはありません。こんなに面白いものを他の人がやっているのを、後ろで指をくわえてみているなんて私には到底できません。これから、肉体的に実験ができなくなるその日まで、自分でも実験を行い研究を続けていく決意です。もちろん、加藤研究室には他にも優秀なメンバーがそろっていますので、皆さんの協力を得て、より優れた研究を目指して頑張っていきます。
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