奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 研究推進部門

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国際共同研究室

戦略的国際共同研究ネットワーク形成プログラム/海外研究拠点整備プロジェクト

海外の大学・研究機関に研究室を設置する

海外研究拠点整備プロジェクトは、大学として国際的な研究者ネットワークの戦略的な構築を図るために、海外の大学等の研究機関に本学の国際共同研究室を設置するプロジェクトです。この国際共同研究室は、従来の大学海外オフィスとは異なり、実際に共同研究を行うことを目的としているため、本学の教員(特任助教)が常駐して研究を行っています。また、共同研究に加えて、情報収集や本学の研究力のアピールなどを通して、本学の国際ネットワーク拡大のハブとして活用しています。


このプロジェクトにて設置されている共同研究室は、研究推進部門研究推進部にて運用されています。


NAIST-CEMES International Collaborative Laboratory for Supraphotoactive Systems
  • ・設置:2014年10月-
  • ・研究室責任者: Gwénaël Rapenne 教授(Paul Sabatier University・CEMES/CNRS)
  • ・研究目的:次世代の情報通信の担い手とされる分子メモリーや情報素子材料に関するポールサバチエ大学の研究や、超高感度電子応答分子などの本学の研究をもとに共同研究体制を構築し、革新的な分子情報材料科学の拠点にする。

Paul Sabatier University:1229年に創立されたフランスでも有数の伝統ある大学。本学とは2007年に学術交流協定を締結し、これまで多数の研究者や留学生を受け入れるとともに、本学から多くの教員や学生を派遣しています。また両大学で単位を取得できるダブルディグリー協定を結んでいます。


NAIST-UC DAVIS International Collaborative Laboratory for Medical & Bio Informatics
  • ・設置:2016年3月-
  • ・研究室責任者: Oliver Fiehn教授、Ye Chen-Izu教授、Leighton Izu教授(University of California, Davis)
  • ・研究内容:分子生物学から臨床応用を対象としたバイオおよびメディカルインフォマティクスを用いた生命科学と情報科学の融合研究により、生命現象に関わる基本システムの解明に向けた研究を行う。

University of California, Davis:1905年カリフォルニア州デービスに設置された名門校で、世界屈指の生物関連研究施設を誇ります。本学とは2003年に学術交流協定を締結し、多くの研究者や学生の派遣および受入の実績があります。


戦略的国際共同研究ネットワーク形成プログラム/国際共同研究室整備プロジェクト

海外から研究者を招聘する

「国際共同研究室整備プロジェクト」は、大学として国際的な研究者ネットワークの戦略的な構築を図るため、海外から著名な研究者を本学に招へいして共同研究室を学内に設置するプロジェクトです。


このプロジェクトにて設置する研究室は、研究推進部門研究推進部に所属しています。また、本学の関連研究室とも緊密な連携体制を取ることによって、組織としての連携の発展を図ります。


NAIST International Collaborative Laboratory for Robotics Vision
  • ・設置:2014年9月-2020年3月
  • ・研究室統括:金出 武雄 教授 (Carnegie Mellon University)
  • ・研究目的:コンピュータビジョンなど画像処理技術を中心に生命科学や材料科学など他分野との連携を進め、生活の質(QOL)向上に関連する研究を進める。

Carnegie Mellon University:米国ペンシルベニア州ピッツバーグに所在し、1912年に設立されました。米国のコンピューターサイエンスを先導してきた実績で知られています。招へいされるロボット研究所所長の金出武雄教授は、コンピュータビジョンなどの研究の世界的権威です。


NAIST-École Polytechnique International Collaborative Laboratory for High-efficiency Perovskite Solar Cells
  • ・設置:2016年2月-
  • ・研究室統括:Pere Roca I Cabarroca教授、Yvan Bonnassieux教授(École Polytechnique)
  • ・研究目的:近年注目されている、ペロブスカイト型太陽電池は、真空を要しない簡単な印刷工程で、比較的高い効率が期待されている。しかし、環境負荷の大きい鉛(Pb)を使用する点や、動作が安定しないなど多くの課題が残されており、École Polytechniqueの得意とする印刷技術とNAISTが得意とする真空プロセス技術を活かした共同研究により、ペロブスカイト型太陽電池の高効率化に関する研究を行う。

  • École Polytechnique:フランスの理工系エリート養成のための高等教育機関でフランス最古のグランゼコールです。ナポレオンが1794年にフランス革命後に技術将校の不足に対処するために軍学校としました。現在は理工系のグランゼコールとなっています。本学とは研究者や学生の交流が盛んに行われています。


    NAIST-UBC International Collaborative Laboratory for Plant Cell Walls
    • ・設置:2017年2月-
    • ・研究室統括:Lacey Anne Samuels教授(University of British Columbia)
    • ・研究目的:植物細胞壁は次世代の再生可能エネルギー・材料として着目されている「木質バイオマス」の実体である。植物がどのようにして細胞壁を構築するのか、また多様な構造をもつ細胞壁がどのような機能を持つのかについて研究を進める。

    • University of British Columbia:カナダ・ブリティッシュコロンビア州に1908年に創立された学部生4万人、大学院生1万人を擁するカナダ西部最大の総合大学です。カナダのトップ大学の一つであり、国際的にも高い知名度を有しています。本学とは2012年に学術交流協定を締結しており、研究者や学生の交流が盛んに行われています。