「"さっぽろ雪まつり"非圧縮8K映像IP伝送」+「シンガポール国際映像伝送(非圧縮8K)」公開実験デモのお知らせ

2018/02/05

 奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大、学長:横矢直和)情報科学研究科情報基盤システム学研究室(教授:藤川和利)の油谷曉助教、ネットワーク統合運用教育連携研究室の小林和真教授らは、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が主催する「さっぽろ雪まつり」開催時の実証実験において、複数の参加組織とともに、2018年2月5日から7日にかけて札幌・大阪・香港・シンガポールなどの複数拠点を結んで、「非圧縮8K映像伝送実験」を実施します。

 今回は、一般的な映像伝送で用いられるデータ圧縮を用いずに、8K 映像を非圧縮のままインターネットを使用しての遠隔伝送実験を行います。また、ネットワークトラブルにも強固に対応しながら通信帯域の有効利用が可能な配信を実現するため、マルチキャスト・マルチパス技術を用いた映像分散配信手法を用いて実験を行います。

 2月6日(火)17時から21時の間、グランフロント大阪にて以下の公開実験プレビュー(デモ)を行いますので、記者の皆さまにおかれましては、是非ともご取材いただきますよう、お願い申し上げます。

大阪会場の公開実験プレビューでご覧いただける主な内容

  • 札幌の雪まつり会場から映像伝送
    本実験参加組織の協力により8Kカメラで雪像および会場の風景を撮影し、ライブで映像を中継します。
  • シンガポール会場から映像伝送
    JGNアジア100Gbps回線を利用し、8Kカメラで撮影したシンガポール各地の録画映像を配信するとともに、当日の会場風景をライブで中継予定です。
2018demo
<2018年実証実験デモの全体イメージ>

本プレスリリースに関する問合せ先

奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科情報基盤システム学研究室 助教 油谷曉
TEL:0743-72-5143 E-mail:yuta@itc.naist.jp

プレスリリース一覧に戻る