Jun-ya Kato

スタッフ
加藤 順也 特任教授
もともとは理学部出身ですが、縁あって基礎医学的研究、特に、がん関係の研究を続けています。細胞周期関係の仕事は、1990年代初頭にサイクリンD1に出会って以来ずっとやっています。1990-2000年は、哺乳類のG1サイクリンやCdkインヒビターなどの発見が相次ぎ、大変エキサイティングな時期でした。2001年度に細胞周期の業績に対してノーベル賞が送られて、現在は、次のBreakthroughに向けて、細胞周期の研究は一段落といったところでしょうか? モットーは新しい発見をすること。答えが透けて見えるような実験はあまり好みではなくて、やってみなければわからないような、リスクの高い実験の中にこそ真の発見があると考えています。今は、副作用のない抗がん剤の開発に集中しています。
趣味:実験、映画鑑賞、音楽鑑賞、おいしい料理とお酒
経歴:京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)、St. Jude Children’s Research Hospital(USA)postdoctoral fellow (Prof. Charles J Sherr)、奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 助教授、教授を経て現職。