本学研究成果が、平成20年度全国学力テストの問題に採用(5/19)

お知らせ 2008/05/19

本学バイオサイエンス研究科の島本功教授らの研究グループが発見し、注目を集めた成果「花を咲かせるホルモン」が、平成20年4月22日に行われた全国学力テストの 問題(中学国語B)に取り上げられました。
テストの問題は、まず、田中修氏の著書「ふしぎの植物学」を引用し、この本が書かれた当時は未発見の重要な物質だったことを示したあと、別に最近のニュースとして島本教授らがこの物質を見つけた、と紹介。この情報を取り入れた文章に書き換えるよう指示しています。
研究グループが発見した植物のホルモン(花成ホルモン、フロリゲン)は、思い通りに花を咲かせることができます。70年前にロシアの植物学者により その存在は提唱されていたのですが、取り出すことができません。このため、遺伝子の側から調べ、つくられるタンパク質の中から目的の物質を世界に先駆けてみつけることができました。
この研究成果は、平成19年4月19日発行の米科学誌「サイエンス」に掲載され、発表後、多数のメディアに取り上げられています。

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