大学植物科学者ネットワーク「植物科学シンポジウム」を開催(2009/12/1)

イベント報告 2009/12/09

 大学植物科学研究者ネットワーク(事務局は本学に設置)は、理化学研究所、農業生物資源研究所、産業技術総合研究所との共催により、12月1日(火)、東京都港区のコクヨホールにおいて、植物科学シンポジウム「ひき出そう植物科学の潜在力:日本発GM植物実現を目指して」と題したシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、大学、理化学研究所、農業生物資源研究所の3組織の研究者が、植物科学の真の発展を目指して2000年に始めたもので、日本の植物科学の基礎研究を牽引しつつ、明日の日本のための植物科学の応用研究開発を担う研究者の情報交換の場として重要な位置を占めています。 
 今回は、植物科学の研究機関関係者を中心に約300名の参加がありました。当日は総合司会を本学 橋本 隆 教授が務め、本学 横田明穂 教授による開会の辞の後、本学 箱嶋敏雄 教授、(独)理化学研究所植物科学研究センター 山口信次郎氏、岡山県生物科学総合研究所 小川健一氏、(独)農業生物資源研究所 高岩文雄氏、名古屋大学 松岡信氏、東京大学 福田裕穂氏、かずさDNA研究所 柴田大輔氏による講演が行われました。その後、京都大学 佐藤文彦氏を司会者、理化学研究所植物科学研究センター 篠崎一雄氏を話題提供者として総合討論が行われ、植物科学の今後について、白熱した討論を繰り広げました。閉会の辞は磯貝彰 本学 学長が務めました。
 本シンポジウム終了後には意見交換会が開催され、参加者たちは活発な意見交換を行っていました。

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