Top Runners ~Women's Life in Science~「時代を切り拓く女性研究者」を開催(2012/01/18~19)

イベント報告 2012/01/27

本学は、平成24年1月18日(水)、19日(木)の二日間にわたり、「Top Runners ~Women's Life in Science~ 時代を切り拓く女性研究者」を開催しました。これは、文部科学省科学技術人材育成費補助金女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援 モデル育成)の一環、及び、本学創立20周年記念関連行事の一つとして、バイオサイエンス研究科、男女共同参画室、グローバルCOEプログラム「フロン ティア生命科学グローバルプログラム」が共同で実施したものです。

1月18日(水)は、奈良県新公会堂(能楽ホール)において国際シンポ ジウムを開催しました。まず、磯貝彰 本学学長による開会挨拶、久保真季 沖縄科学技術大学院大学副学長(前国立女性教育会館事務局長)による来賓ご挨拶 の後、京都賞受賞者のニコル・ルドワラン氏(フランスアカデミー会員、レジオンドヌール勲章受章者)及び植物遺伝学の世界的権威であるスーザン・ウェス ラー氏(カリフォルニア大学教授、アメリカアカデミー会員)から基調講演をいただきました。続いて、学術雑誌サイエンスのシニアエディタであるビバリー・ パーネル氏、農業環境技術研究所主任研究員の北本宏子氏及び本学の高橋淑子教授による講演が行われました。会場には、学内外から247名の参加を頂き、国 内外の世界的に活躍する女性研究者たちの研究と家庭生活の両立及び強い意志と努力で収めた成功の軌跡についての興味深い講演に、熱心に耳を傾けました。

1 月19日(木)は、本学バイオサイエンス研究科大講義室においてワークショップを開催しました。この日は研究に主眼を置いた内容で、上記3名の海外招待講 演者に加えて、本学の新進気鋭の若手研究者が最新の研究成果を発表しました。本学の学生を中心とする参加者から活発な質問が相次いだ他、最後にはルドワラ ン氏から若手研究者に向け激しくも温かい激励もあり、会場は始終熱気に包まれました。

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