第15回奈良先端大電子図書館学講座を開催(2013/10/31~11/01)

イベント報告 2013/11/19

10月31日(木)~11月1日(金)の2日間にわたり、附属図書館3Fマルチメディアホールにおいて、「奈良 先端大電子図書館学講座」を開催しました。本講座は、全国の図書館職員を対象とし、本館がこれまで電子図書館システムを構築・運用してきた過程で蓄積した ノウハウ及び基礎知識の普及を目的に毎年実施し、これまで350余名が受講しています。

15回目となる今回は、大学附属図書館など全国 11機関から11名が受講し、初めに、京セラコミュニケーションシステム株式会社 ICT事業統括本部インターネットメディア事業本部電子書籍事業部長 津田 康弘氏による「大学における電子学術書配信の現状について(大学図書館での実証実験から教科書配信まで)」の講演、次に国立情報学研究所副所長 安達 淳氏による「電子ジャーナルとオープンアクセスの動向」の講演、また本学情報科学研究科教授で総合情報基盤センター次世代システム研究グループ長 藤川 和利氏による「NAIST電子図書館システムの構築手法と利用者サービス」の講演のほか、本学が平成17年度から取り組んでいる講義のデジタル化や資料の 電子化作業の体験実習を行いました。

受講者からは「授業アーカイブや学位論文の電子化など、電子化のためのソフト、手順等が確立されていてすばらしいと思いました」、「体験実習は非常に参考になりました」などの感想が寄せられ、受講者にとって有意義な講座となりました。

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