キャリア支援室キックオフ講演会を開催(2014/01/20)

イベント報告 2014/01/27

1月20日(月)、本学情報科学研究科大講義室においてキャリア支援室キックオフ講演会を開催しました。

初 めに、小笠原直毅学長から主催者挨拶があり、博士人材のキャリアパス多様化に対し、「社会の要請も踏まえ、本学において博士人材の育成をどう位置付けてい くかといった課題に取り組んでいかなければならない」と本学の教育改革に対する決意が表明されました。引き続き、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策 課長の松尾泰樹氏から「我が国における博士人材に対するキャリアパス多様化政策の展開」と題して基調講演が行われ、博士人材について大学及び企業が相互に 理解を深めるとともに、社会全体で意識を改革していく必要性等が指摘されました。

その後、京都大学学生総合支援センターキャリアサポート ルーム室長(京都大学農学研究科名誉教授)の梅田幹雄氏から「京都大学における博士・ポスドクキャリアパス支援事業の成果と課題」と題して、京都大学で行 われているキャリア支援の事例について、また、パナソニック株式会社R&D本部デバイスソリューションセンターイメージンググループの宍戸三四郎 氏(本学物質創成科学研究科平成22年度修了生)から「NAIST博士後期課程を修了し、民間企業に就職して」と題して、本学の博士課程における学修の経 験や就職活動、博士人材が民間企業でどのように活かされているか等についてそれぞれ講演が行われ、いずれの講演においても、限られた時間の中で活発な質疑 応答が展開されました。

また、本学キャリア支援室の菅澤貴之キャリア・アドミニストレーターから、平成25年4月に設置された本学キャリ ア支援室の業務概要の紹介があり、最後に片岡幹雄キャリア支援室長から、本学キャリア支援室の今後の展望及び博士人材の活躍への期待、並びに関係各位の連 携強化の重要性について述べられました。

当日は、全国各地から学外者23名を含む92名の来場があり、本学のキャリア支援に対する期待の大きさをうかがい知るものとなりました。

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