〔プレスリリース〕林業用アシストスーツ 17%負担軽減 「2017国際ロボット展」に出展

研究成果 2017/11/28

 林業用アシストスーツ研究開発コンソーシアムは筋力負荷を17%軽減できる初の林業用アシストスーツ「TABITO-03」を試作、「2017国際ロボット展」に展示します。同コンソーシアムは国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学、住友林業株式会社、(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所、株式会社ATOUNで構成。2025年の実用化を目指して開発を進めています。

 同展示会は11月29日(水)~12月2日(土)の10:00~17:00に東京ビックサイトで開催。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ブース内サービスロボットコーナーに出展いたします。

 今回開発した「TABITO-03」は、林業従事者の筋力負荷を最大17%軽減できるようになりました。林業分野で負荷低減をデータ化したのは今回が初めてです。また、背負っている苗木や植栽器具など数十キロの荷物の重さをアシストスーツに預けることで、作業者の肩や足への負担がさらに軽減されます。今後検証を進め、造林作業の労働負担を20%軽減できる実用機の早急な開発を目指しています。

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