学長メッセージ~進化し続ける大学として~

お知らせ 2021/05/24

 本学が設立された1991年は、ソビエト連邦が崩壊し、世界史の転換点となった年であったと言われています。そして今、新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大によって、世界は再び劇的な変化を遂げつつあります。

 奈良先端大が創立30周年を迎える今年、第8代学長に就任するにあたって、本学の次の10年を見据えた「学長ビジョン2030」を発表いたしました。共創(co-creation)をキーワードとする本ビジョンでは、奈良先端大のキャンパスコミュニティーの連携・協働の輪を地域社会、さらにはグローバルに拡大することで、最先端の科学技術研究を展開するとともに、その中で次世代のリーダー人材を育成することを本学の目指す将来像として掲げています。

 大きく変化しつつある社会が必要とする新しい価値創造の担い手として、先端科学技術研究と人材育成を両輪とする奈良先端大が果たすべき役割は、ますます大きくなっていると感じます。創設以来30年の成果を基盤とし、本学のキャンパスコミュニティーは意欲と好奇心を持って、社会とその未来にさまざまな形で貢献していきます。
 奈良先端大のこれからにご期待ください。

奈良先端科学技術大学院大学長
塩﨑 一裕

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