11月8日（火曜日）、奈良県コンベンションセンターにてNAISTグリーンエコノミーコンソーシアムのキックオフシンポジウムが開催されました。

　このコンソーシアムは、グリーンエコノミーへの関心が高まる中、産官からの幅広い参加を得ながら、本学が有するグリーン技術とデジタル技術の融合によって、様々な社会課題の解決やイノベーションの創出に挑もうとするものです。

　塩﨑学長による設立の趣意・背景の説明を受けて、デジタルグリーンイノベーションセンター（CDG）のセンター長をつとめる出村拓教授が登壇。コンソーシアムの母体となる同センターの組織や研究教育活動を紹介しました。

　続いて、コンソーシアムの会長に就任したCDGの加藤晃教授から、様々な分野の研究者が一堂に会して課題解決に取り組む「サークルディスカッション」の仕組みや、リカレント教育を含む人材育成の方針、共同研究の促進をはじめとした参加メリットなど、活動計画についての説明がありました。

　写真にあるご来賓各位からご祝辞をいただいた後、京都先端科学大学バイオ環境学部・バイオ環境研究科長の福田裕穂先生による記念講演が行われました。

　グリーンエコノミ―の進展において大学が果たす役割や可能性について、他大学の取り組みなどを交えながらお話いただき、来春からのコンソーシアムの本格始動に向けて、大いに期待感の高まるシンポジウムとなりました。

　　　

塩﨑一裕学長（学長挨拶）	出村拓センター長（CDG紹介）
加藤晃会長（コンソーシアム説明）	ご来賓 坂田恒昭 バイオコミュニティ関西副委員長兼 統括コーディネーター
ご来賓 土屋直毅 奈良県副知事	ご来賓 小紫雅史 生駒市長
ご来賓 河合智明 関西文化学術研究都市推進機構常務理事	記念講演 福田裕穂 京都先端科学大学 バイオ環境学部・バイオ環境研究科長