文部科学省研究大学強化促進事業 奈良先端大国際シンポジウム「日本の研究力高度化への挑戦 ~研究大学強化促進事業による発展と今後の展開~」を開催(2023/1/20)

イベント報告 2023/02/01

 奈良先端大研究推進機構は2023年1月20日(金曜日)、シンポジウム「日本の研究力高度化への挑戦 ~研究大学強化促進事業による発展と今後の展開~」を奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~にて開催しました。

 我が国の研究力の強化に向けて様々な取組みが行われており、今年度で終了を迎える研究大学強化促進事業では、研究マネジメント人材の活用や研究環境改革等による強化が進められてきました。本シンポジウムでは、同事業の総括をはじめ、米国大学の成長戦略や日本の研究力の現状と課題などについて国内外の有識者等から講演を頂くと共に、研究大学強化促進事業による各大学の取組みや成果紹介を交えながら、更なる研究力強化に向けた今後の展開について議論することを目的に開催いたしました。

 塩﨑一裕学長、来賓の文部科学省研究振興局長 森晃憲氏の挨拶に続き、同研究振興局学術研究推進課長 永田勝氏による「研究大学強化促進事業10年間の活動を振り返って」、同研究振興局大学研究基盤整備課長 黒沼一郎氏による「日本の研究力強化に向けた今後の展望」、カリフォルニア大学デービス校副学長 Prasant Mohapatra氏による「学術研究事業の戦略的企画と運営」、文部科学省科学技術・学術政策研究所科学技術予測・政策基盤調査研究センター長 伊神正貫氏よる「日本の研究力の現状と課題:データから見えること・見えないこと」と題した基調講演が行われました。

  後半は、本学のGwénaël Rapenne教授(ポールサバティエ大学/CEMES-CNRS教授)が「日本の大学との国際協働の持続的発展と深化:自身の経験」、太田淳理事・副学長が「奈良先端大における研究力強化の取組みと成果」と題し講演を行いました。その後、本学研究推進機構産官学連携推進部門の髙木博史部門長をファシリテーターとし、パネルディスカッション「研究大学強化促進事業による取組みを踏まえた更なる研究力強化への展開」を行い、東北大学研究推進・支援機構 URAセンター長 河村純一氏、広島大学副理事・未来共創科学研究本部研究戦略推進部門長 三代川典史氏、京都大学副学長・学術研究展開センター長・生命科学研究科教授 石川冬木氏、本学研究推進機構研究推進部門 小林裕和部門長が参加し、活発な意見交換が行われました。

開会挨拶・塩﨑学長(左上)、来賓挨拶・森様(右上)、基調講演・永田様(左下)、黒沼様(右下)
開会挨拶・塩﨑学長(左上)、来賓挨拶・森様(右上)、基調講演・永田様(左下)、黒沼様(右下)
基調講演・Prasant様(左上)、伊神様(右上)、Rapenne先生(左下)、太田理事・副学長(右下)
基調講演・Prasant様(左上)、伊神様(右上)、Rapenne先生(左下)、太田理事・副学長(右下)
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

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