本学では、8月24日（木曜日）に「令和5年度人事評価者研修・被評価者研修」を実施しました。
　午前中に実施された人事評価者研修は、評価者が目標設定の重要性を学ぶとともに、正しい能力評価の方法を習得し、被評価者のモチベーション向上につながる指導力や面談等におけるコミュニケーション能力を向上させることを目的とし、一般職員の人事評価制度における評価者にあたる職員と課長補佐級の職員等を対象に実施しました。同研修は、令和2年度にオンラインで実施して以来、3年ぶりに対面で行われました。
　また、午後に実施された被評価者研修は、被評価者が人事評価制度の基本的な考え方及び評価面談の活用等について学ぶことで、より有意義な目標設定をするために必要なポイントや自己評価の意義、留意点を理解することを目的とし、全職員を対象に実施されました。被評価者を対象とした研修は本学で今回が初めての開催となりました。
　両研修に講師として株式会社フォーブレーンより今西正和氏を迎え、人事評価の基本、評価面談、目標設定等について、グループワークを交えた講義を通じて、受講者が人事評価制度の概要、手法や考え方について学びました。
　受講者からは「上司と部下が互いに認識を合わせるためのコミュニケーションが大切とわかった」、「人事評価の一般的な概念を再確認するよい機会となった」という感想が寄せられ、人事評価や目標管理による個人と組織のパフォーマンス向上について改めて考える機会となりました。