イベント報告 2024/11/19
11月11日(月曜日)、東大寺総合文化センター金鐘ホールにてメディルクス研究センターのキックオフシンポジウムを開催しました。メディルクス研究センターは、本学が注力してきた光(Lux)と共創した材料技術と、AI・バイオ・工学技術との融合により、医療(Medi)を光らせる医工連携研究教育(Medi-Lux)を推進すべく、2024年4月1日に開設されました。
シンポジウムは、塩﨑 一裕学長の挨拶と、文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課 柳澤 好治課長からの祝辞ではじまり、細川 陽一郎センター長と大家 利彦連携推進部門長によりセンター事業について紹介されました。そのあと、奈良県立医科大学 細井 裕司学長、および島津製作所基盤技術研究所 北村 圭司副所長、大阪大学フォトニクス生命工学研究開発拠点 藤田 克昌プロジェクトリーダー、山口大学AIシステム医学医療研究教育センター 浅井 義之センター長、藤田医科大学精神・神経病態解明センター 貝淵 弘三センター長より、それぞれの機関における医工連携の取り組みが紹介されました。
最後に細川センター長より、学術分野の一つである医工連携研究における各機関の独自性、加えて近年の情報化社会における機関間での連携と協調の重要性について総括され、奈良の地における独自性と協調性をもったメディルクス研究センターの発展が誓われました。
メディルクス研究センターは、文部科学省教育研究組織改革分「医療を光らせるメディルクス研究イニシアティブ整備事業」の一環として設置され、本学のみならず、京阪奈地区における医工連携に関連する教育研究、産学連携の活性化が期待されます。