10月8日（水曜日）、国立情報学自動制御研究所（INRIA）のCécile Vigouroux国際関係担当ディレクターが本学を訪問しました。本学からは、真木寿治国際連携・人材開発推進機構・副機構長、笠原正治情報科学領域長、内山英昭情報科学領域・准教授が出迎えました。

　はじめに、真木副機構長から歓迎の挨拶があり、大学院のみを有する本学の特徴に触れつつ、海外大学・機関との学術交流協定や学生交流拡大への展望が紹介されました。

　続けて、Vigouroux国際関係担当ディレクターからは、フランス国内9か所にある研究所の紹介とともに、様々な大学等の研究者で構成されるプロジェクトチームベースで研究を行うという、INRIAの特徴的な組織形態が紹介され、本学の研究やフランスの大学等との連携実績に対する具体的な関心とINRIAが展開する様々なプログラムの活用への期待が表明されました。

　その後は、両機関の紹介を交えながら、今後の日仏間の連携強化に向けた活発な意見交換が行われ、INRIAが日仏協力関係を強化するために今後開催を予定しているイベントの紹介がなされました。また、すでに構築された本学とフランスの大学等との連携関係を土台に、今後より広範かつ強固なネットワーク構築への実現可能性が強調される場面もありました。

　今回の訪問は、本学とフランスの教育研究機関との、今後益々の交流を促進する有意義な機会となりました。